
かつて世界を震撼させた、Facebook(現Meta)のデジタル通貨構想「リブラ(Diem)」。潜在的に27億人の利用者に届きうる“新しいお金”が生まれれば国境を越えた送金が瞬時に完了し、金融サービスから取り残された人々を救う…そんなバラ色の未来が語られました。しかし、なぜこの計画は世界中の政府から強い反発を受けて、歴史から姿を消したのでしょうか? この放送では、経済学者の佐々木宏夫が、リブラ計画の革新性と、それが「国家の虎の尾」を踏んでしまった理由を分かりやすく解説します。単なるIT企業の失敗談ではありません。これは、お金の未来、国家とテクノロジーの力関係を考える上で、現代人が知っておくべき最高のケーススタディです。この放送を聴けば、ニュースの裏側で起きていた通貨覇権の攻防が手に取るように分かります。
(これをさらに深掘りした記事をnoteに公開予定ですhttps://note.com/hiroosasaki)