
≪ 見ているときに、見ていないものはありませんか? ≫
Book Review第9弾の今回とりあげるのは、伊藤亜紗著『目の見えない人は世界をどう見ているのか』(2015年)光文社新書になります。
この本で著者がいうように、私達の多くは、普段の生活で目から受け取る情報が大部分を占めています。その意味では、見えるものを世界として理解していると言ってもいいかと思います。しかし、世界の現れ方は、そうした視覚において表現されるものだけではありません。そして、むしろ視覚の情報が優勢だからこそ捉え方が定められてしまい、捉えきれていないものがあるかもしれません。
この本では、そうした世界との接し方を別の仕方で行う人々に注目し、その人たちがどのように世界と関わっているのかを描き出そうとするものです。
それは、もちろん視覚情報をないがしろにするという意味ではなく、世界は別の現れ方もするのだということを”想像”してみてもらう、そんな試みなのだと思います。
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