
今回の観光交差点は、すすむが台湾・台北で参加したユニバーサルツーリズム関連の出張からの気づきをシェアします。
ユニバーサルツーリズムは、日本でよく使われる言葉ですが、海外では「アクセシブルツーリズム」と呼ばれることが多く、誰もが旅を楽しめる環境づくりを目指す取り組みです。
現地の旅行会社との意見交換や、障害を持つ方々と一緒に参加したモニターツアーの経験を通じて、浮かび上がったのは「観光体験の本質は健常者と変わらない」という事実。焼き物体験のように、ものづくりや文化交流の場が、障害の有無を超えて深い喜びをもたらす姿を目の当たりにしました。
一方で、誰でも受け入れるという理想と、対象を絞らなければ現実的に成り立たないという課題。そのバランスをどう取るか、そして受け入れ側に当事者が参画することの重要性についても議論しています。
18.5億人・13兆ドルといわれる巨大市場の中で、日本はどんな価値を提供できるのか──。台湾出張をきっかけに見えた「ユニバーサルツーリズムの未来」について一緒に考えていきます。
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