
三つ子の過去と現在を描くトリロジー、最後はランダルです。
◯主体的な所属コミュニティの選択
黒人学生がマジョリティである名門ハワード大学に足を踏み入れ、えもいわれぬ気持ちに包まれるランダル。常に疎外感、違和感を抱えて生きてきたことを父に告白します。ジャックもまた、ベトナム戦争での壮絶な経験を誰にも言えずに孤独感、場違い感を持って生きていることを吐露します。自分と似通った経験をしている人が集まるコミュニティを見つけることと精神の安寧について考えさせられます。
◯私は一体何者なのか who am I?
デジャを実母のもとに戻す、という寝耳に水の提案に、動揺し、反発するランダルとベス。実母からデジャを引き離すことは妥当なのでしょうか。学童期のランダルを訪れたものの”決して踏み込めない”と悟り身を引いた、というウィリアムの告白を思い出すランダル。自分の常識を疑い、デジャにとって自分は一体何者なのか、デジャにとっての最善とは何かについて考え、結論を導きます。
◯親の目が行き届かない
デジャがきて、そしていなくなる、という短期間の一連の出来事は、姉妹として過ごしたテスやアニーにも影響を与えています。子供たち一人一人に目を行き届かせるのは、本当に大変です。飲酒運転スピード違反のケビンの車に乗っていたのは、なんと、テスでした。次回へ続く‥!
キーワード:一時保護解除とケア、親子の再統合とリスク、親元への復帰の判断、ヤングケアラー、児童福祉
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