メッシュワークと日本総研の社員の皆様が共同執筆者となった論文「未来志向の人類学はいかにして実現するか」が公開されました!論文の内容に関する解説や、執筆に至るまでの経緯などについて伺います。
日本総研の皆さんも含めた共著/メッシュワークの誕生から日本総研の協業までの具体的なプロセスが記載/人類学会の発表では立ち見が出た/人類学とビジネスが交わる時に起こる葛藤/メッシュワークしか提供できない価値とは何か?/なぜクライアントへの「提供」ではなく「共創」にこだわるのか/互いの土俵に上がりあうことが大切
論文はこちらから
https://www.jstage.jst.go.jp/article/wsca/25/0/25_161/_pdf/-char/ja
比嘉・水上・人類学ゼミの卒業生が寄稿したZINEを発売することになりました!
寄稿するゼミ卒業生に、ZINEの進捗や人類学に触れることで起こった仕事や生活の変化を伺いました。
メッシュワークゼミをまとめて記録する機会に/寄稿するゼミ卒業生のうち3名が出演/メッシュワークゼミ卒業後の動き/他のゼミ生のフィールドに入ることも/zineの進捗・書きたいと考えていること/フィールドワークからいまだに抜け出せない
ミシガン大学で人類学を専攻している学生アシスタントが、アメリカの大学生活や人類学を専攻する中での発見・疑問を紹介します!
ミシガン大学での生活を紹介/受講中の講義の概要/教授と1対1で読んだ文献に関して議論できる/アメリカの大学で講義を受ける中での悩み/大学院生とペアを組んで定期的に会える/アメリカではマスターとドクターが5年一貫制/アシスタント自身は就職志望/トランプ大統領が当選した日はほとんどの授業がキャンセル/毎日キャンパス内であちこち開かれるイベントでは食事が無料提供
初代学生アシスタントの井潟瑞希さんをお招きする回の第二弾!創業当初のメッシュワークについて、水上さん、比嘉さんの出会いから今の形が作られるまでの軌跡を辿ります!
みずきさんの興味を深掘り/医療人類学をSOASにて専攻/みずきさんはADHDと服薬に関する修士論文を構想中/メッシュワークは元々は会社ではなくプロジェクトだった/メッシュワークはどうやって始まった?/水上さんが院生時代に比嘉さんが研究員として在籍/共同創業するに至ったのはボードゲームがきっかけ/他の人類学者もたくさん巻き込んで、人類学と社会を繋ぐハブになってほしい/弊社との協業に興味のある研究者の方、ぜひご連絡ください!
井潟瑞希さんの共同研究者の方note
https://note.com/raccount0906
神崎隼人さんに関するURL
https://www.library.osaka-u.ac.jp/pr/publish/kanpou_201/article_03/
収録後にいただいた井潟さんからの補足
昨年『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』という本がベストセラーになりましたが、その結論部では、一つの仕事に全てのリソースを捧げる「全身で働く」に対し、「半身で働く」という提案がなされています。本気で働かないという意味ではなく、一人の人間がさまざまな文脈に身を置く余裕を持つ働き方、だそうです。自分が言いたかったことも言い換えれば、人類学者はじめ研究者が「半身で働く」、つまり大学の外でもいろんな動き方ができるようになることで、関わる人全てにとって良いこと、面白いことが起きるんじゃないか、ということで、メッシュワークの活動もそのような流れで捉えています。
新旧の学生アシスタント3名が、メッシュワークのユニークな内情や比嘉・水上の姿、今後のメッシュワークなどについて語ります!!
インターン経験者の大学生3人が集結!/初代インターン生井潟さんの自己紹介/3人はどのような経緯でメッシュワークに?/ゼミ展をきっかけとしてコアなファンに/人類学に向き合おうとする社会人の皆さんの凄さ「人類学者の目をインストールする」ことに妥協しない/メッシュワークが行う「伴走」の面白さ/これからメッシュワークはどうなって欲しい?
ポッドキャスト内にて言及されたnote記事
普段は経済学を専攻している学生アシスタントが、人類学という学問に対する疑問を比嘉さんにぶつけます!人類学は結局のところ、フィールドの特殊性を調べたいのでしょうか?それともどの世界にも共通する普遍的な事象を発見したいのでしょうか。
人類学は個別性を重要視する学問に見える/普遍性にも言及しないと学問として成り立たないのでは?/そもそも普遍なことをどうして知りたい?/人類学も別に個別性だけを重要視しているわけではない/構造人類学のような普遍性を志向する動きもあるが、最近は少し下火/比嘉さんは自分の認識を強化するより揺らせる方が好き/フィールドに向き合うことで自身の認識を内省させられる
相手を「知ろう知ろう」とすると、むしろ知ることができなかったり、「聞こう聞こう」とするだけでは、逆に話してもらえないこともあるコミュニケーションの難しさ。今回はそんなお話をお届けします。
他人を信じるとはどういうこと?/フィールドでは耳を傾けることと、自分を開示することの両方が必要/相手に話してもらうのための土壌を作るには?/変な服装をきていく/場や空間が発言を規定する?/人類学という学問はどう伝えれば良い?
言葉で何かを伝えることは簡単ではなく、自分が感じたことを人前で言葉にすることは怖かったりもする。そのようなときでも、もしくはそのようなときにこそ、メッシュワークは言葉を大事にしている。人類学と社会が言葉を通して交差している様子をお届けします。
2024年のメッシュワークの業務の中で心に残ったこと、最近の出来事やおすすめの本、今年の展望などについてゆるくお話しながら、比嘉と学生アシスタントの田口がメッシュワークのこれまでと今後について考えていきます!
去年は新しい人たちとコラボすることがたくさんあった/クライアントも巻き込んで一緒にFWができたことが印象深い/メッシュワークだけでするのではなく、一緒に行うことが大切/人類学的なFWがやったことがない人でも、普段の仕事・生活で近いことをやっている/画集や図録をパラパラ眺めることが多い/美術館で得た体験を持って帰るような感覚/アーティストと研究者の共通点/「稼ぎやすい」仕事の仕方とメッシュワークの哲学との両立の難しさ
2024年のメッシュワークの業務の中で心に残ったことや、リスナーの方におすすめしたい本についてなどについてゆるくお話しながら、水上と学生アシスタントの田口が2024年を振り返ります!!
特定のトピックを定めずに雑談的に話していきます/去年の振り返り/去年は前年比で2倍以上の方に聞いていただきました/色々な人とフィールドワークができた/去年のベスト本:「万物の黎明」「ジャコメッティ」/「万物の黎明」は他プログラムで協業した室越さん、大谷さんとの読書会/ジャコメッティが「ありのまま」を諦めない姿勢はメッシュワークに通じる
2/1-2/9にて、人類学ゼミ展2025「ためらいながらも手を伸ばす」が開催されます!展示を行うゼミ生のお二人に、これまで学んだこと、展示直前の今試行錯誤していることを聞いてみました!
ゼミ生同士の雑談の場で急遽録ることに/ヒンドゥー教徒の「祈り」をテーマに日本のインド人コミュニティに入る/ようやく「問い」が見つかった、展示ではどう表現するべきか/「帰属」とは何かをテーマに、自治会をフィールドとする/参与観察をするうちに自治会の幹部候補に!?/ゼミが終わってもフィールドとの繋がりは続く/またすぐやりたいと言ってくれるゼミ生ばかり/人類学が日常と深くつながっていることを実感してもらえれば
メッシュワークは、昨年度も多くの法人・個人の皆様と協業させていただきました。 弊社のサービス内容や実績について改めて紹介しつつ、人類学的アプローチを具体的にどのような形でビジネスの現場にどのように生かせるのか考えます! メッシュワークのサービス実績を紹介/制度・パーパスと現場とのずれを調査/インタビューだけでなく行動や態度など非言語的な部分も含めて課題の特定を図る/解決策の提示だけでなく、どのように浸透させられるのかまで伴走 お問い合わせはこちらから
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSfQf-oS7Di8X-Qc2aqjumPvWtUKf_JdvcQKOTvSPG2MxHyutA/viewform
イギリスの人類学者で、「メッシュワーク」という名前を弊社に与えてくれたティムインゴルドに、ついに比嘉さんが会ってきました!
インゴルドの思想や研究、実際に会ってみた時のインゴルドの印象などを伺いながら、メッシュワークの今後について考えます。
金沢と新潟にてインゴルドに2度対面/金沢では21世紀美術館で100人規模/新潟では山深い集落の廃校での少人数の公演/新潟での公演後にお話をした/インゴルドは覚えていてくれた/公演では他者への愛やケアの重要性を強調/外の世界をともに、先生と生徒が同じ方向を見る教育が必要/インゴルドとの対話を経て、メッシュワークはこれからどうする?
イギリスの人類学者で、「メッシュワーク」という名前を弊社に与えてくれたティムインゴルドに、ついに比嘉さんが会ってきました!
インゴルドの思想や研究、実際に会ってみた時のインゴルドの印象などを伺いながら、メッシュワーク今後の展望に迫ります。
インゴルドと比嘉さんの出会い/生態人類学者として学生時代に出会う/フィールドにいる人や他分野の人に開かれた実践/インゴルドの姿勢・実践がメッシュワークの念頭にある/インゴルドの理論は彼のフィールドでの経験や感覚とストレートにつながる/インゴルドからは何個か名前を提案してもらったが、メッシュワークを選択
メッシュワークの名前が決まる経緯についてのnote
https://note.com/meshwork/n/n02d4e164402c
水上さんは、修士課程時代にフィールドとしていたエチオピアへ久しぶりに訪問していました!
人類学者が行うフィールドとの関係を構築・持続させていく方法や、エチオピアでの新たな研究などについて伺いながら、人類学者としての水上さんの今後に迫ります。
そもそもどうやって現地の協力者を見つけるの?/民族観光の研究はインスタグラム経由で協力者を発見/ビジネス×人類学を引き続き研究したい/人類学者は協力者にどのような対価を払う?/水上さんは毎週穀物を渡していた/フィールドによって求められる対価は全然違う/今後どのようにエチオピアに関わっていくか
水上さんは、修士課程時代にフィールドとしていたエチオピアへ久しぶりに訪問していました!
人類学者が行うフィールドとの関係を構築・持続させていく方法や、エチオピアでの新たな研究などについて伺いながら、人類学者としての水上さんの今後に迫ります。
水上さんは修士課程時代エチオピアでフィールドワークを敢行/鍛冶屋の人々の暮らしについて研究/人類学者である続けることはフィールドに通い続けること/久しぶりのエチオピアは大きく変化していた/知り合いの人類学者と「民族観光」をテーマに新たな研究/水上さんのフィールドにも多くの観光客が訪れていた/観光を巡って現地民とガイドの摩擦も/観光客がいる時だけ伝統的な生活を装う
メッシュワークと創業以来様々なプロジェクトをご一緒させていただき、7月には新たなコンサルティングモデルを共同開発した日本総合研究所様から2名のゲストをお迎えし、人類学はこの先どのようにビジネスへインパクトを与えていくのか、メッシュワークと日本総研の両方の視点から議論していきます!
結局のところ「人類学者連れてきましたよ」と言っているだけ?/日本総研のお二人から見て「人類学者の目をインストールする」とは?/俯瞰的に違う角度から捉え直す契機になる/「共に学ぶ、関係性を築く」姿勢を浸透させる/両社の今後の展望/解き方が難しい問題ばかりになってきた中で、その問題にマッチした解法が人類学ではないか
メッシュワークと創業以来様々なプロジェクトをご一緒させていただき、7月には新たなコンサルティングモデルを共同開発した日本総合研究所様から2名のゲストをお迎えし、人類学はこの先どのようにビジネスへインパクトを与えていくのか、メッシュワークと日本総研の両方の視点から議論していきます!
日本総研に向けて人類学の研修を行うところからスタート/人類学的アプローチに対して当初は大きな戸惑いも/今とは違う価値を提供するツールとしての人類学/コンサルティングモデル完成までの経緯/海外ではすでに人類学者がビジネスに入り込んでいる/方法論が定式化されていないことの新しさ
日本総研様と共同開発したコンサルティングモデルの詳細は下記から
https://www.jri.co.jp/page.jsp?id=108409
メッシュワークと創業以来様々なプロジェクトをご一緒させていただき、7月には新たなコンサルティングモデルを共同開発した日本総合研究所様から2名のゲストをお迎えし、人類学はこの先どのようにビジネスへインパクトを与えていくのか、メッシュワークと日本総研の両方の視点から議論していきます!
ゲストのお二方の自己紹介/日本総研とともに新たなコンサルティングモデルをリリース/メッシュワーク創業当初から様々なコラボ/コンサルティングモデルの概要/人類学者の目をビジネス領域にどう翻訳するか/大学院での偶然の出会いから両社のコラボへ
日本総合研究所様と共同開発させていただいたコンサルティングモデルの詳細は下記URLから
https://www.jri.co.jp/page.jsp?id=108409
両社の協業に関する東京新聞の記事
https://www.tokyo-np.co.jp/article/349010
同志社女子大学名誉教授・ネオミュージアム館長で、新たな学びの場の設計を数多く実施されている上田信行先生をゲストにお招きします。上田先生の思考・実践と人類学の接点を議論しながら、人類学的思考・アプローチの可能性に新たな角度から光を当てていきます!
「全力で楽しめる社会」を構想しよう/本気を出すための設計を意識してワークショップを設計/場づくりからみんなで行うことで、自分たちの場になる/フィールドにただ入っていくのではなく立ち上げる/上田先生にとって「人文学を実社会にインストールする」とは?/上田先生は可能性の教育学を行なっている/人生を全力で楽しむためのエンジンになる