
森林大国・日本の現実として、よっちゃん住職は国策によって植えられた人工林の管理不足が引き起こす様々な問題(災害、生態系、花粉症など)を指摘します。そこから、仏教でいう「浄土」とは、遠い彼方の理想郷だけでなく、この国土そのものを清らかに保つことでもあるのでは?という提案が投げかけられます。
番組後半では、木材の活用や伝統産業の課題、価格の妥当性と信頼の関係、さらには子どもたちが参加する福祉と宗教の現場にも話が広がります。
仏教と環境問題、そして「仕事」と「社会貢献」をつなぐヒントが見えてくる一回です。