
<要約> ①武部和加子さんは、里親家庭として親と暮らせない子供たちを受け入れ、その経験を通じて、親子関係に問題がある子供たちとの関わりについて話しています。 ②初めて委託された4歳の男の子は、実親から虐待を受け、施設で過ごした経験があり、彼との生活を通じて愛着障害の症状などが見られた。彼との関わりに苦しみつつも、絆を築くために努力した。 ③教会のサポートを受けながら、夫婦で子供の問題行動に向き合い、絆を築いていく中で、少しずつ彼の生活が安定し、絆ができるようになった。命を受け止めてくれる存在が、どれだけ大切なことかがわかる。 ④最後に、親との絆がないことが生きづらさを引き起こすとし、同様の状況にある人たちに神様との出会いを通じて支えを求め、愛される実感を得る重要性を訴えている。