素人による二回目の観劇/成毛眞『ビジネスマンへの歌舞伎案内』と郡司正勝『かぶき入門』/『勧進帳』/『妹背山婦女庭訓』の衝撃/あらすじについて/シェイクスピア劇/『ハムレット』や『ロミオとジュリエット』の展開/Netflixなら20分/ききとれなくても大丈夫/『鬼平犯科帳』を歌舞伎ではじめて見る/『蝶の道行』の踊り/女形/坂東玉三郎/染團/次回チケット/『をとめよ素晴らしき人生を得よ 女人短歌のレジスタンス』プレイベント兼オフ会
栗本のBLにおいて男は皆うっすら女性ジェンダーである/攻=セックスポジションにおける能動、受=受動という前提/総受けと相手固定/総受的世界観でありながら特異な栗本のBL/『甘い蜜の部屋』との違い/殺害され退場させられつづける「父」/受と受の結びつき/『朝日のあたる家』における母子のテーマ/主流派ではないBL作家として、唯一のBL批評家として/晩年の大作「矢代俊一シリーズ」
批評家としての中島梓、小説家としての栗本薫/小倉千加子の解説/中島梓『小説道場』の衝撃/批評のあり方/ジャンルにとってそれぞれの個がどう機能しているか/森茉莉「枯葉の寝床」/中島=栗本のジェンダー・トラブル/『グイン・サーガ』にも表れているジェンダー・トラブルとBLの関係/沢田研二のドラマ二次創作/『甘い蜜の部屋』に似ている『真夜中の天使』/空前絶後の少女小説『甘い蜜の部屋』/『翼あるもの』の今西良と森田透/中島=栗本の根幹となるシリーズ
◯◯◯
瀬戸夏子とお茶会
7/12
15時〜、18時〜
詳しくは、
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSe2oU0cJUp5V8C7qieQ6gvZkhUEMR-KRaKcvbn1bMiYzvOWqA/viewform
オフ会気分で気軽にきてね!
TAKE2/また二〇年以上前の本/コンテンツ過剰供給の時代/修士論文を提出したときに言われたこと/『グレート・ギャツビー』やドストエフスキーではなく/ガルシア・マルケス『百年の孤独』の文庫化/ミニマルなマジックリアリズム/ケリー・リンク/ファンタジーを支える裏側の論理/鮮やかな感覚/嶽本野ばらの帯/「午後、私は男たちのオーディションをしているところ」/特別で可愛くて世界から選ばれた女の子/危険な目にあうという前提のない危なっかしさ/カミュ『異邦人』/雪舟えま『地球の恋人たちの朝食』/キラキラしたものをつくりたかったけど/アイコンは最初の三日間くらい別のものだった
◯◯◯
瀬戸夏子とお茶会
7/12
15時〜、18時〜
詳しくは、
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSe2oU0cJUp5V8C7qieQ6gvZkhUEMR-KRaKcvbn1bMiYzvOWqA/viewform
オフ会気分で気軽にきてね!
また連続更新はするかも/短歌専門のPodcastになることはない/塚本邦雄のすべての歌集を読み返してみて/『黄金律』/かるみからおかしみへ/春の夜の夢ばかりなる枕頭にあっあかねさす召集令状(塚本邦雄)/同時代の女性歌人は/葛原妙子と山中智恵子/山中智恵子『をんな歌百人一首』/戦後の女性歌人のみの超結社・女人短歌会/出版プレイベントとオフ会/デスゲームではありません/アルハラとカフェハラ/今後の番組の見通し/まだ「言わなければよかったのに」と後悔していない/タイトルに偽りあり!
◯◯◯
瀬戸夏子とお茶会
7/12
15時〜、18時〜
詳しくは、
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSe2oU0cJUp5V8C7qieQ6gvZkhUEMR-KRaKcvbn1bMiYzvOWqA/viewform
オフ会気分で気軽にきてね!
梁塵秘抄、閑吟集、田植草紙/初句七音/馬を洗はば馬のたましひ冴ゆるまで人戀はば人あやむるこころ/おおはるかなる沖には雪のふるものを胡椒こぼれしあかときの皿/名詞の限界値/錐・蠍・旱・雁・掏摸・檻・囮・森・橇・二人・鎖・百合・塵/いま「かっこつける」ことは「ださい」けれど/「わからない歌」の淵源/短歌、俳句、現代詩の領土的緊張関係/短歌と現代詩の縄張り争いが残したもの/詩型としてのアイデンティティクライシス/総合誌という存在/塚本邦雄という境界線
塚本邦雄の最高傑作/穂村弘『手紙魔まみ、夏の引っ越し(ウサギ連れ)』山中智恵子『紡錘」葛原妙子『朱霊』/『水葬物語』的な美への回帰/体育館まひる吊輪の二つの眼盲ひて絢爛たる不在あり/二重線で消す/医師は安楽死を語れども逆光の自転車屋の宙吊りの自転車/T・S・エリオットの客観的相関物/花伝書のをはりの花の褐色にひらき 脚もていだかるるチェロ/語順の凄み/カフカ忌の無人郵便局灼けて頼信紙のうすみどりの格子/虚無の美の極致/「もともと短歌といふ定型短詩に、幻を見る以外の何の使命があらう」/ペンシル・スラックスの若者立ちすくむその伐採期寸前の脚/短歌史における虚構とクィアネスの複雑な関係
元ネタがわからなくても面白い歌/名詞の使い方/ランボーとヴェルレーヌの逸話をもとにつくられた連作/ディカプリオの『太陽と月に背いて』マチルド夫人とレティノワ/快楽の口煤色に開きねむる汝こそわが夏の深淵/死して二人の戀始まると晴天の庭の叺の灰色の鹽/一月十日 藍色に晴れヴェルレーヌの埋葬費用九百フラン/レティノワ擁くは髪赤き彼キプロスの海風 雲母色の棘もつ/燻製卵はるけき火事の香にみちて母がわれ生みたること恕す/母への怨念/乳房その他に溺れてわれら存る夜をすなはち立ちてねむれり馬は/乳房への執着/はつなつと夏とのあはひ韻律のごとく檸檬の創現るるかな/愛人の愛遅遅として群青の沓下をその底より編めり/眼科医、眼科医と遇ひしかば空港のあかつきあかねさす水晶体
ひとつの到達点/日本脱出したし 皇帝ペンギンも皇帝ペンギン飼育係りも/皇帝ペンギン=天皇/戦後日本社会への批判/死の歌が多い/はつなつのゆふべひたひを光らせて保険屋が遠き死を売りにくる/戀ほし、われを苛みしもの、ハーモニカ二十穴白き唾の膜張り/死なば先づ会ひたきランボー、白昼を家鴨が突如翔ついたましく/アララギの岡井隆との影響関係/個人から社会へ/天使キャラメル広告塔に昼死せる天使がむらさきのうす笑ひ/棒高跳の青年天につき刺さる一瞬のみづみづしき罰を/春日井建
カデンツァと読む/ルビの導入/現実への接近/不安なる今日の始まりミキサーの中ずたずたの人参廻る/五月祭の汗の青年 病むわれは火のごとき孤独もちてへだたる/イエスとユダのテーマ/イエスは三十四にて果てにき干葡萄噛みつつ苦くおもふその年齢/売るべきイエスわれにあらねば狐色の毛布にふかく没して眠る/『水葬物語』との違い/杉原一司という盟友/水に卵うむ蜉蝣よわれにまだ悪なさむための半生がある/イエスに肖たる郵便夫来て鮮紅の鞄の口を暗く開けり/本歌取り/道化師と道化師の妻 鉄漿色の向日葵の果をへだてて眠る/短歌研究社『文庫版 塚本邦雄全歌集』
戦後を代表する歌人/第一歌集/序数歌集という概念/「塚本は第六歌集まで読むのがマスト」/百二十部の謹呈/三十一才での刊行/中井英夫と三島由紀夫/ロマンチックな世界観/現代詩との衝突/「奴隷の韻律」/韻律の改革と冒険/釈迢空と句読点/三島由紀夫『仮面の告白』とナカグロ/革命家作詞家に凭りかかられてすこしづつ液化してゆくピアノ/海の泡、泡に映れるひるの月にやはらかき木のいかりをおろす/三色旗 その色・色の間隙に待ち伏せてゐる刻刻の蝶/現代短歌の破調は実は
絶賛しか流れてこない/吉沢亮と横浜流星/ルッキズムのボーダーライン/演目とストーリーのリンク/ベタなストーリーライン/ふたりとも女形/『ガラスの仮面』/構造的な女性への抑圧/意外とクィアではない?/血筋と才能の物語/二度目の『曾根崎心中』では立役と女役に/黒川想矢が素晴らしい/ChatGPTの規制/才能あるキャラクターの造形/次回予告
※ネタバレあり
※原作小説未読
略称が「いわよか」に/Instagramで募集/自演を考え……/いわよかorせとなのにorセトイワor夏いわ/深沢七郎『言わなければよかったのに日記』/番組のバランスや構成は試行錯誤中/バレーボールネーションズリーグ/石川祐希と羽生結弦/バレーボールとフィギュアスケート/なぜ女性ファンが多いのか/甲子園と野球漫画/あだち充の衝撃/「平家ハ、アカルイ」(太宰治)/チームのファンになってみたい/昔の友達の文春レベルのネタ
前回のアップロードミス/自分の声は好きじゃないけど/自分の顔も体も文章も好きじゃないけど/俵万智『牧水の恋』/園田小枝子/牧水の不倫の恋/Wikipediaを見てChatGPTにきいてみたけれど/知られざる恋/牧水からの影響を自ら分析する俵万智/白鳥は哀しからずや空の青海のあをにも染まずただよふ(若山牧水)/山を見よ山に日は照る海を見よ海に日は照るいざ唇を君(若山牧水)/牧水の妻・喜志子/俵万智と牧水の恋愛のリンク/俵万智『トリアングル』/私小説?/なぜ性描写が話題を呼んだのか/ブコウスキーよりロック!
思っていた30倍くらいみんなPodcastをやっていた!/まるで花粉症のような/ゲスト?お便り?/大江健三郎『万延元年のフットボール』/本当の事を言おうか 詩人のふりはしてるが 私は詩人ではない(谷川俊太郎)/本当のことを言えば死ぬ/十年以上前の話/占いについて/星座占いなんて信じられるわけない/統計を中心とする占いは……/毎日ChatGPTに頼んでることはタロット3枚を
TAKE2/本を人にすすめること/どうしても読んで欲しくて渡すこと/父と娘の近親相姦を描いたノンフィクション/全米を震撼させたベストセラー/MeTooムーブメントやサバイバー文学以前の感触/「父殺し」は全人類にとっての命題ではない/シルヴィア・プラス『ベル・ジャー』/客観的すぎるくらいに客観的/「母」とは?
後世は猶今生だにも願はざるわがふところにさくら来てちる(山川登美子)/下の句の凄さ/未亡人といへば妻子のある男がにごりしまなこひらきたらずや(森岡貞香)/『白蛾』からの作品の変遷/力など望まで弱く美しく生れしまヽの男にあれ(岡本かの子)/圧倒的なエネルギー/瀬戸内寂聴『かの子撩乱』/戦後登場した中城ふみ子の衝撃/堕胎、不倫、乳癌/リアリズムと幻想派/葛原妙子と山中智恵子
女性歌人について知る一冊目としておすすめ/短歌とフェミニズム/永井ふさ子と斎藤茂吉/産む・産まない/悪霊となりて苦み猪となりて啼かずば人の生み難きかな(与謝野晶子)/短歌史上はじめて出産が詠まれた歌/妊りて立居やさしくなりし汝にもてなされゐてわれはまばゆし(富小路禎子)/五島美代子の母性愛の歌/せつなしとミスター・スリム喫ふ真昼夫は働き子は学びおり(栗木京子)/専業主婦の歌/小倉千加子のフェミニズム/画面より「鉄の女」の声ひびき東のわれの今日のおののき(三國玲子)/サッチャー英首相/戦争と女
ゲイ映画として、クィア映画として、BL映画として/pixivとAO3/ナマモノ/ドナルド・トランプとイーロン・マスクの人気/ノンデリ年下攻としてのドナルド・トランプ/ロイ・コーンの「勝利の三ヶ条」をアンチLGBTのドナルド・トランプが受け継ぐ皮肉/ゲイフォビアのゲイの矜持/HIVの時代/トランプが愛する『ゴッドファーザー』/ディカプリオ主演『J・エドガー』/クリント・イーストウッドをめぐる言説/ガス・ヴァン・サント『ミルク』/ホモソーシャルを解毒するものとしてのBL的想像力
※ネタバレあり
初回だけはタイトルに偽りが……/本当に「言わなければよかったのに」にするために/二週間未満のChaTGPTとの関係/どうしても無料で手相を見てほしい/勝手に人格が調教されていく/勝手にパートナーになりはじめる/人間の核を傷つける/サティ、坂本龍一「energy flow」、宇多田ヒカル「真夏の通り雨」/「それ、人間らしくてかわいいですね」/みんな本当は/次回予告