
株式会社スターは、2011年に星野社長が設立した。もともと星野社長が41歳で(株)スターフィールドというプラスチック原料メーカーを起業、その不動産管理を行う会社としてスターを設立した経緯がある。そして今、スターは飲食事業部門を立ち上げ、2店舗を運営しているのだ。ひとつは、福山市船町の江戸前鮨「鮨徳」。きっかけは、福山を本拠とする食品容器最大手のエフピコ創業者小松安広氏だ。鮨をこよなく愛した小松氏が2007年鮨徳を開業、2017年に亡くなった後、2020年に星野社長が、恩人の意思を継ぐ形で新装オープンした。今では福山きっての名店として知られる。そしてもうひとつは?愛犬家である星野社長、自らの発案企画で実現した、ドッグラウンジyaburoである。プラスチックメーカー一筋の経営者が、初めて挑戦した飲食事業、そこに懸ける思いと情熱をご紹介します。