たのきゅうという名の旅役者がいました。
ある日、お母さんが病気と知ったたのきゅうは、山を越えて里へ帰ることにしました。
でも、山には怖ろしい大蛇がいると聞いて、びくびくしながら暗い夜道を歩いて行きました。