
毎回、大反響のゲストトーク。汐月聡子さんをお招きしてのお話も最終回となりました。業績シートの書き方、就職先を選ぶポイントに続いて、お話を伺いました。今回は、面接をどう考えるか、についてです。
汐月さん「しお姉https://x.com/Shioko5」は、元看護師で現在は看護師や医療関係者の転職支援「ハンドル」の代表を務めていらっしゃいます。
僕は、特にあがっていたわけでもないのに、最終の役員面接で落ちるケースが多かったんです。たぶん、人として何かが足りなかったのだと思います。汐月さんに面接のポイントをお聞きしました。
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面接のハードルはいろいろありますが、一問一答がきれいにできればいいわけではなく、「対話」ができるかが大事だと思います。
面接は他者比較からの選抜(オーディション)ではなく、合う人がいなければ採用しないというマッチングなので、「うまい」「下手」を競うものではなく、回答内容の整合性を、「対話」の中ですり合わせられるか?本音で話せるか?が第一ステップです。覚えてきた答えを言うだけのセリフ合わせみたいな状態は論外です。
対話ができないと、「うちの会社に合うか合わないか判断ができないからお見送り」という、土俵に上がれず負けるという大変もったいない結果につながりかねません。
準備した回答をこねくりまわして、「これとこれって矛盾しているように聞こえるけど?」ってパターンをいくつも考えてみると、深掘りされてもある程度回答が成立して「判断してもらう土俵」に上がることができます。
ここができていない人が7割くらいの印象なので、これができるだけでかなり勝率が上がると思います。
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3回にわたって、貴重なお話を伺いました。新卒の方は3月から就活が動き始めますし、転職を考えている方も準備に生かせるヒントがたくさんあると思います。ぜひ、参考になさってください。