
歯磨きのような日常感で作品を生み出し始めたしーちゃん
良い気持ちにさせてくれたそれも、その逆のそれも、すべての作品に「ある瞬間の自分(の感情)」が込められていることを承知の上で、あえて作品たちを、暮らしの風景に取り入れることを決めます
その選択、決断にこめられたしーちゃんの思いとは
組織人として社会へ出る切符を手にしたしーちゃんが、社会へ出るまでの自分との歩み
「生きる」とは、「積み重ね」であることを再確認いただけるお時間となれますなら幸いに思います
~ 作品紹介 ~
しーちゃんです
いつも番組を聴いてくださりありがとうございます!
このたび、収録でお話ししましたが、自分の大切な一日一日をどこかへ行かないように閉じ込めたくて、毎日使っている机から見える壁に小棚を作ってみました。
きっかけは、人生のイベントの大きさにこだわらず、過去も今も未来も、自分と歩む人生を、もっと愛していきたいと思ったことです。
私は、嫌なことや後悔したことを何度も脳内で思い出してしまい、何時間も時間が経ってしまっていることがあります。でも、人間は忘れることができる・忘れてしまう生き物だからこそ、「覚えていたい」「この瞬間が一生続けばいいのに」って思った日を、繰り返し自分の中にちゃんとあるんだ!と刻みたいと思っており、その手伝いをこの小棚がしてくれるように感じています。
棚に飾ってあるのは、旅の思い出だったり、日常で感情が動いたエネルギーで作った粘土作品だったり。「なんか心地いい」という自分の直感を大事に、飾っています。毎日置くものを変えて、自分のお気に入りの空間を自分が知っていきたいと思います。
特に、木のサイコロの日付と天気は、毎朝変えることで、今日を刻むんだという思いがじんわり広がっていく感覚があり、すごく好きです。
これからも、どんなモノたちが棚に登場してくれるのか楽しみです。