椎葉ユウの周りの音楽好き一般人に、日常の音楽の楽しみ方をこと細かに聞く好評企画、「みんなのリスニング生活」。
今回はもうすぐ23歳の男子学生、ゆうちゃんに根掘り葉掘りインタビュー。
小学生の頃に「太鼓の達人」きっかけで大好きになったあのバンドの話、好きなミュージシャンはアルバム単位で曲順通り聴きたい話など、歌ったり演奏したりする音楽好き若者のリアルをお聴きください!
先日、忌野清志郎さんのドキュメンタリー映画が制作されるという発表がありました。
来年2026年の秋に公開予定、監督は「トノバン」の相原裕美さんということで、どんな映像が使われどんな方々が語るのか非常に楽しみ!
ということで今回のゼミはこれを記念して、(大学時代にRCサクセションもバンドでコピーしていた)私椎葉が「キヨシローといえばこのエピソードをまず伝えたい!」と思ういくつかを。
高校時代に出会った三浦友和(当時は三浦稔)さんとのいい話の数々、そしてオーティス・レディングに憧れたキヨシローさんがいかにしてあの歌唱法に行きついたのか。
キヨシローさんの音楽にあまり触れてこなかった人にも是非聴いてほしい!!
参考文献(音源)
サマータイム・ブルース/RCサクセション
(これは是非聴いてほしいのでYouTubeですが貼ります)
https://youtu.be/1TqG9kr7zi8?si=77i1JBXNWDrKI9sr
トライ・ア・リトル・テンダネス/オーティス・レディング
(これも是非聴いてほしいのでものすごいライブバージョン貼ります)
https://youtu.be/IQ9n2_5mbig?si=MMQSBL1FPB0EOelw
雨上りの夜空に/RCサクセション
上を向いて歩こう/RCサクセション
上を向いて歩こう/坂本九
三週連続公開となったこの対談も遂に完結!です。
瀬下黄太さんが、PHYというインディーズバンドをやりながら福岡のパンクレコ屋UKエジソンの店長を経て福岡にいながら全国に認められたデイト・オブ・バースのスタッフとなりその後上京しバンド結成からの福岡に帰り現在のアトリエてらたを作ることになるまでのお話。
全ては音楽への愛とアイディアとすぐやりたいパンク精神のなせる業だなと再確認、そして私は同類として共感することだらけでした。
亡くなったジュークレコード松本さんやJJゴーグルさんへの思い、いなくなった柏木氏のことなど、レアでリアルな同世代福岡東京経験者のふたりの対談をどうぞ。
アトリエてらたレコードHP
https://teratarecords.com/
アトリエてらたHP
ゴーグルズHP
瀬下黄太さんとの同世代対談、トリロジーの二回目です。
今回は、パンクにやられた高校生がバンドを始めるあたりからの話。
「回」や「BEM」でおなじみの佐野さんや世界的奇才SSW倉地久美夫さんと同級生で、それぞれとバンドをやった話、護国神社でロッカーズを見た話、ラモーンズやアナーキーを道案内した話、多夢・徒楽夢・80's FACTORYの話、そして19歳にしてUKエジソン店長となった経緯など・・・
椎葉も(付き合いは長いけど)初耳の話を含め、今回もリアルなパンク/NW少年の青春グラフィティにお付き合いください。
アトリエてらたレコードHP
アトリエてらたHP
ゴーグルズHP
今回は、三部作(トリロジー)の一回目です。
「日本のラトルズ」ゴーグルズのギタリスト、九州パンク「スワンキーズ」の映画の監督、スパイスカレーで人気のカフェ「アトリエてらた」の店主、親不孝通りの伝説のレコード店「UKエジソン」の元店長、九州派の画家の子息、7インチアナログのレーベル「アトリエてらたレコード」主宰・・・
いろんなことをやってる/やってきた最高に面白いこの方と対談し、その人生とこれまでの活動を子供時代から語ってもらうわけなので、そりゃSTAR WARSなみにトリロジーになりますよ。
一作目の今回は、芸術家の家族や俳優の親戚の影響で音楽好きになった経緯や抱腹絶倒のパンク少年時代のエピソードなど、とにかくこの方のことを知ってる人も知らない人も是非!
アトリエてらたレコードHP
アトリエてらたHP
ゴーグルズHP
緊急対談です!
10月3日に福岡清川UTEROで、インディーズ/オルタナシーンの重要人物吉田肇さんのレーベル「ヘッドエイクサウンズ」の32周年感謝祭大イベントがあるというので、吉田さんにヘッドエイクのことを根掘り葉掘り聞きました。
1992年、のちにナンバーガールを結成する向井秀徳さんたちとイベントを始めた吉田さんが、その母体(イベント運営主体)としてヘッドエイクサウンズ(向井氏命名)を立ち上げてからの話、今回も吉田さんの話は間違いなく面白い!
そして、今回のイベントの発案者であるアカデミーファイトソングの諸冨栄二さんが、いろいろあった吉田さんの腰をどうやって上げさせたかの話が面白くまたその義理がたさにグッときます。
「イベントは会議室じゃなくて現場で起きてるんだよ!」と叫びたくなるリアルないい話を聴いた上で、ヘッドエイクを知ってる人も知らなかった人も3日はUTEROに集合し乾杯しようではありませんか!
諸冨さんのソロプロジェクト「MY TIME WITH ALF」のヘッドエイクからのリリースイベントでもあるので、そのライブや吉田さんのパニックスマイルのライブあり、とんちピクルス松浦さんオオクボTさんと吉田さんたちのトークあり、アモン姫野さんほかのDJ(私も回します)あり、いろいろ満載でたったの1,500円ですから迷う余地なしでしょう!
詳しくは
このゼミ(エピソード)の公開から1週間もない9月26日公開の音楽映画の話ですので、とにかくすぐ聴いてください!
LED ZEPPELINの始まりの話「レッド・ツェッペリン:ビカミング」
ボスニア紛争下のサラエボにU2を呼ぼうとした若者たちの話「KISS THE FUTURE」
どちらもドキュメンタリーです。観る価値あると思います。
参考文献
2024年2月に公開したゼミ、レッドツェッペリン結成のピンポイントヒストリー
https://open.spotify.com/episode/12biWYU9tYjwWxxjdmHLIf?si=ycKFs2zzRUamNFYxfpmV0A
本気の再結成ツアーも盛り上がり、もうすぐ日本にやってくるoasis!
その曲の中でも名曲でありアンセム化している「Don't look back in anger」を私なりに訳し解釈しました。
この曲をあちこちで耳にし、DJイベントでシンガロングする度に、何となーく気分で聴いてたけど一度ちゃんと解釈しなければ、と思いました。
これまでの訳詞や解釈に感じていた違和感も元に、独自の決定版的なものができましたので聴いてみてください!
前編が非常に評判がよく、気をよくして2週連続の公開です。
福岡の音楽好き・酒好きの集うホットなエリア「六本松」のバー・アモンの店長姫野さんとの対談、前回は面白いエピソードがあまりに多くて高校時代までで時間切れ。今回はその後、大学時代の試聴三昧、ベンチャー企業時代の東京ライフ、そして福岡に流れ着いてからアモンがこうなるに至った経緯など。
特に90年代に音楽にハマってた人なら共感100%な話満載、誰でも音楽の現場やメディアを作れる雰囲気だったあの頃のあの感じを忘れない姫野さんに、幸あれ!
参考文献
姫野さん関係のイベント情報などは
ツイッターX
https://x.com/ropponmatsubar?s=21
インスタグラム
https://www.instagram.com/himegurdy.amonrpnmz?igsh=MTV1YXBhMmVrMTA5aA==
福岡の音楽好きが集うローカルホットスポット「六本松」。
その中でも最注目エリアといえる飲食横丁「京極街」。
「アモン」はそこにひっそりと、しかし強烈な輝きを放ちながら佇み、その独特のオーラで今夜も音楽好き老若男女のたまり場となっている・・・
・・・こんな感じでいいすか、姫野さん。
知る人ぞ知る隠れ家店が、音楽好きの集う「サタデイ・ウェイティングバー アヴァンティ」(違うか)のようなサロンとなり、マスター姫野さんは福岡各地でイベントを作る音楽シーンの重要人物となり、それもこれも姫野さんの音楽愛と人柄のおかげなわけで。
そんな姫野さんの音楽愛の始まりから、たっぷり聴かせてもらいました。たっぷり過ぎて二回に分けて公開、今回は前編です。
最後の方で姫野さんの関わった直近のイベント情報もありますので是非。
参考文献
姫野さんツイッターX
https://x.com/ropponmatsubar?s=21
姫野さんインスタグラム
https://www.instagram.com/himegurdy.amonrpnmz?igsh=MTV1YXBhMmVrMTA5aA==
そして1991年、またもや大ヒット曲の歌詞の世界に変化が。
バブルの崩壊は始まっているのに、年々CDの売り上げは増大、空前の好景気に沸く音楽産業エンタメ産業・・・
そこにはなにがあるのか、大ヒットした男うたとその歌詞をリサーチしてみると、エンタメ産業の構造の変化が見えてきた気がします。
音楽好きなら絶対聴いてほしい、あだちさんのこれまでの音楽人生。
音楽してる人なら絶対参考になるはず、あだちさんの音楽に対する考え方。
福岡で誘われてふわっと始めたバンドがバンドブームに乗り上京するもあっという間にブームの終わりの始まりを感じ、さあそれからどうなった?
本気で音楽で生きていくには何が必要なのか、あだちさんの超面白い苦労話、レアなエピソードを通じて感じてください。
このシリーズ、ゼミを開いている私自身、非常に乗ってきています!
今回の80年代末から90年のヒット曲の歌詞分析によって、前回(#82)で射してきた光明がさらに明るくなってきた感じで、調べれば調べるほど面白く興味深くなってきました。
時はバブルへ突入する頃、そしてバンドブームが始まり、流行歌に大きな地殻変動が!!
インターネット上で聴いたり探したりできない曲、今まで誰も聴いたことのないような音楽を聴く「アウターネットミュージッククラブ」!!
今回は久しぶりの登場、エピソード43の時は中学生だった音楽クリエイターBamboonくんに話を聴かせてもらい、できたての未発表音源をいただきました。
高校生になった彼の学校生活や音楽制作の等身大リアルトークにほっこりした後に、彼の最新曲「suitcase」をお聴きください。
43で聴かせてもらった曲よりも明らかに進化したBamboonくんの音源へのご感想ご意見など、ぜひコメントいただければ幸いです。(ご本人にも伝えますので!)
光明が見えてきた!
そんな感触を得た、この研究シリーズの4回目です。
70年代終わりのピンクレディー旋風以降、風向きの変わった「男うた」の歌詞世界ですが、80年代の時代背景・若者文化の変容の中でまた大きな変化が。
あくまで仮説レベルですが、ライフスタイルと流行歌の歌詞には大きな関連が・・・
まだまだ先は長いですが、ついてきていただければ幸いです。
ふと気が付いたんです。
私の周りの音楽人の中には、東京で活動した後に福岡に拠点を移してやってる人が結構いるな、と。
そんな人たちにしかできない話を聞きたい。東京での活動/福岡での活動のリアルな話を。きっとそれは今現在福岡で活動している音楽人(私も含め)にとって刺激や参考になるのでは・・・
そんな対談、まずはテクノロックバンド「航空電子」のタバタくん(私の教員時代のほぼ教えてない生徒でもあります)にじっくり東京時代の話を聞きました。
・・・面白過ぎました!
非常に珍しい成り行きで結成・活動してきた航空電子のユニークさは、タバタくんの考え方によるところ大。
その(セルフ)プロデューサーとしてのアイディアが刺激的で、そしてそれがナゴムの再発やオムニバス「東京ゲリラ」につながるあたりも。
音楽「産業」のアップダウンに翻弄されることなく、その中でどう対処しながら音楽をやっていくかを常に考えている彼の話を、いま福岡で音楽人としてやっている・やろうとしている人に是非聴いていただきたいです!
参考文献(音源)
エピソード#42ではタバタくんの話とともに、航空電子の未発表音源を聴けます。
https://open.spotify.com/episode/79vgut0i3N6IGLhA74mZS5?si=2JPv3i31TnyGm_DJp2D1QQ
#76、#78の続きです。
大ヒット曲の男の歌の歌詞で、男は自分をなんと呼ぶ?
相変わらず方向性は見えませんが、面白くなってきました。
1979年~1981年、個人的には実家を離れたりドラムを買ったりバンドを組んだりレコードを買いまくったりして音楽環境が劇的に変わった時期です。
TVの歌謡番組が元気だったこのころの曲は、リアルタイムで観て聴いて実感したせいもあるのかもですが、歌詞の世界も含め何かが大きく変化し始めた気がするんです。
まだまだこのシリーズは続きます。よろしければ一蓮托生で。
久しぶりの「みんなのリスニング生活」です。
ミュージシャンや音楽関係者ではない一般人・老若男女・音楽好きのみなさんに、音楽の聴き方や音楽との向き合い方など、これまでのリスニング生活について根掘り葉掘りアンケート形式で聞くというリサーチ企画。
今回は私とほぼ同世代、昭和に育ちラジオで洋楽に目覚め・・・という女性、J子さんにたっぷり伺いました。
洋/邦の王道ポップ/ロックを浴びてきた彼女の、清く正しくまっすぐなリスニングライフの話は、こちらまで幸せになる清々しさでした。
J子さん、ありがとうございました!
#76の続きです(やり始めたからには続けずにはいられない)。
大ヒット曲の男目線の歌詞の中で、自分を何と呼ぶのかが気になって調べ始めたら完全に沼にはまっております。
出口はあるのか?着地するのか?
そんなことを気にしていたら研究なんてできません!
とにかく調査しながら何かを感じて、もっと調査して輪郭をつかんで、そして何かが判明する。
・・・かもしれないし、しないかもしれない。
それでいいのだ!
ということで、今回は1972年~1978年の年間チャート20位以内のヒット曲の歌詞を調べました。
まだまだ全然着地点は見つかりませんが、いろいろと興味深い発見はありました。
この研究、どこに行くのか興味ある方だけでいいのでお付き合い願います・・・
ビーチボーイズのリーダー・ソングライター・プロデューサーとして、ポップでキャッチーなR&Rでありつつも冒険的・画期的でもある作品をたくさん作り、ティーンエイジャーを熱狂させ音楽マニアをうならせた天才アーティスト、ブライアン・ウィルソンが亡くなりました。
近年はインディポップ/ドリームポップ/チェンバーポップ界隈の若いミュージシャンなども影響を口にし、幅広い層にその名が知られるブライアンですが、追悼のゼミをするにあたって、まずはその才能が一番輝いていた時期、20代前半のブライアンについて基本的なヒストリーを語らねばと思いました。
これでブライアンに興味を持ち、曲をたくさん聴くきっかけになればと思いますし、もっともっと詳しい方々によるテキストにも触れていただければと思います。
参考音源の動画を貼りますが、気に入ったら是非音源を購入していい音でお聴きいただきたいです。
参考文献(音源)
カリフォルニア・ガールズ/ビーチボーイズ
https://www.youtube.com/watch?v=DR2lvcdKSdU
ドント・ウォリー・ベイビー/ビーチボーイズ
https://www.youtube.com/watch?v=4Riqmsn4qGU
アイ・ゲット・アラウンド/ビーチボーイズ