
「…華美過剰ばかり目に鼻につくようになってきたメインストリームをうつむき加減で嘲笑するかのように始まったグランジ。それでもその幕開けを飾った、ニルバーナのスメルズライクティーンスピリットには、サティスファクションやボーントゥビーワイルドやパープルヘイズ同様華があった。だからこそ時代と同期し、万民受けもした。…ロックがマジョリティの哀歓を救いきれない表現芸実となって久しいと考えるが、その分岐点に立つ道標のような一曲と思う。」
All Apologies/Nirvana:YouTube
Feel The Pain/Dinosaur Jr:YouTube
ロックバー読本(Part.1 / Part.2 / Part.3 ※当コラムはPart.1に収録)