
スピーカー:矢部佳宏さん・澤尚幸さん
MC:後藤翔
事務局:青津京介
【キーワード】
・日本の文化と里山と稲作
・「利他の精神」と土地への愛着
・地方で「何をしたいか」が問われている
・地方移住の動機は面白い人とのつながり
・東京から仕事が減り、人と人の関係が仕事を生む
・「お金で地方を動かす」は持続しない
・文化そのものを変えなければならない
・ヨーロッパでは街ごとに個性と土地愛がある
・どのまちも「ミニ東京」を目指してしまっている
・「見えないもの」に力を注ぐ文化
・自分たちが「豊かだ」と思えることをするだけ
・横展開の意味のなさ
・理解されなくても走り続けるには「偏愛」が必要
・流行や世間ではなく「自分の視点」で動く
・「普通とは何か」を掘り下げることが本質
・行政がお金を撒いて同じ構造を繰り返している
・イタリアは行政をあてにせずEU資金を取りに行く
・日本にも「日本を良くするファンド」が必要
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【この番組について】
『世の中のこれからについて、思いつくことを語ってみよう』という番組です。
土の人(その土地に住む人)である矢部さんと、風の人(その土地以外の人)の澤さんが、西会津でやってきたことを起点に、独自の視点で世界や地方創生、世の中のあれこれについて掘り下げます。
【スピーカー】
矢部佳宏(やべ よしひろ)
福島県西会津町生まれ。ランドスケープデザイナー。
カナダ・マニトバ大学大学院を首席で修了後、東京・上海などで実務経験を積む。西会津町の360年続く集落を継承しながら、ランドスケープ・アーキテクトの視点を活かし、分散型古民家ホテル「NIPPONIA楢山集落」や「西会津国際芸術村」の運営などに携わる。持続可能な地域社会や経済の仕組みを探求・実践し、各地で地域再生にも取り組む。
令和5年度総務省「ふるさとづくり大賞」受賞。
澤 尚幸(さわ なおゆき)
三重県生まれ。東京大学理学部数学科卒業後、郵政省に入省。郵政三事業の戦略・商品開発・経営計画などを担当し、省庁再編や郵政民営化、上場に携わる。2015年に一般社団法人Community Future Designを設立。現在は総務省地域力創造アドバイザー、慶應義塾大学SFC研究所上席所員などとして、地域の多様性を活かした持続可能な社会づくりに取り組んでいる。慶應義塾大学政策・メディア研究科修了。
【MC】
後藤翔
【事務局】
上原謙
青津京介