世界を変えた4人組バンド・Beatles。彼らの最新にして最後のアルバムが発売されました。その名も"Now And Then"。この曲は今は亡きジョン・レノンが生前にテープに録音した音声から、ジョンの歌声のみをAI技術を用いて抽出、そこにポールとリンゴが伴奏をつけ、ハリソンのギターソロも再現しながら完成に漕ぎ着けたものです。実は2001年ごろにも未完成だったこの曲を、なんとか完成させようとしていた時期があったそうです。しかし当時の技術ではジョンのボーカルだけを抽出してミックスすることができず、テープだけ残されたままお蔵入りになったいたそうです。しかし、近年のAI技術の発展により、楽曲の中から任意のパートの音声だけを抽出することが可能になり、それに目をつけたポールが再チャレンジしたのがこのアルバム・「Now And Then」です。

今回は制作の過程で使用されたAI技術を実演を交えて解説、新たな音楽の可能性について考えます。

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「Pop Sound Tokyo」

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熊倉羅馬：https://twitter.com/romakumakura 哲学・宗教学史やポップカルチャーを紹介するPodcast番組を運営。 noteで映画・文藝批評なんかも書いてます。 A Japanese senior high school student. Podcast Producer. Music/Philosophy

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アニメ・漫画・ゲームをこよなく愛する。