
お相手_星野概念さん
みなさんから寄せられた「お悩み」を精神科医 星野概念さんに投げかける糸でんわ相談の後半です。
今回、概念さんとお話ししながら、悩みを解決しようと思わなくていいんだなあと気づけ、とても楽な気持ちになりました。
と同時に、悩みの種類も、深さも人それぞれだし全て等しい存在だなあとも思いました。比べようがないし、ナマモノみたいに変容していくもの。
そう考えると、自分のなかに生まれてきたモヤモヤや悩みは、なるべく鬱陶しがらずに、愛おしみながら、いい距離感でじっくり向き合い考え続けるのもいいなと思えました。
またいつか、糸でんわそうだん、できたらいいな。
概念さん、今回もありがとうございました!
星野概念さん profile:
精神科医など。精神科医として働くかたわら、執筆や音楽活動も行う。雑誌やWebでの連載のほか、寄稿も多数。音楽活動はさまざま。著書に、いとうせいこう氏との共著 『ラブという薬』(2018)、『自由というサプリ』(2019)(ともにリトル・モア)、単著『ないようである、かもしれない〜発酵ラブな精神科医の妄言』(2021)(ミシマ社)、『こころをそのまま感じられたら』(2023)(講談社)がある。
聞き手:岩竹香織