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名古屋ではたらく社長のITニュースポッドキャスト
ikuo suzuki
686 episodes
5 days ago
システムサーバーの社長である鈴木生雄が気になるITニュースをピックアップして数分のコンテンツとしてお届けする番組です。主に取り上げるニュースはAI、半導体、ビッグテック企業です。
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システムサーバーの社長である鈴木生雄が気になるITニュースをピックアップして数分のコンテンツとしてお届けする番組です。主に取り上げるニュースはAI、半導体、ビッグテック企業です。
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Ep.674 オラクルのCDSが急騰──「スターゲート」巨額投資と信用コストのせめぎ合い(2025年11月6日配信)
名古屋ではたらく社長のITニュースポッドキャスト
4 minutes 35 seconds
5 days ago
Ep.674 オラクルのCDSが急騰──「スターゲート」巨額投資と信用コストのせめぎ合い(2025年11月6日配信)

2025年10月29日、ブルームバーグは「オラクルのデフォルト・スワップ(CDS)が2023年10月以来の高水準近辺まで上昇している」と報じました。背景には、同社がAI関連で巨額の投資を続ける中、短期的な信用悪化への警戒が強まっていることがあります。モルガン・スタンレーは実質純債務が現在の約1000億ドルから2028会計年度に約2900億ドルへ拡大すると試算し、5年物CDSと5年債の購入を投資家に推奨しました。


資金調達の現場では、銀行団がテキサス州とウィスコンシン州で建設するデータセンター向けに総額380億ドル規模の社債発行を準備していると伝えられます。AIインフラ関連としては過去最大級のディールで、オラクルは前月にも180億ドルを起債済み。こうした大型調達が積み重なるなかで、信用コストの上振れをヘッジする動きが一段と強まっている、というのが債券市場の見立てです。


この巨額投資の受け皿が、OpenAIが主導するAIインフラ計画「スターゲート」です。同計画は総額5000億ドル、最大10GWの能力確保を目標に段階的に拡張中で、9月には米国内で新たに5拠点を追加する計画が示され、10月には「中西部サイトはウィスコンシン州」とのアップデートが公表されました。


ウィスコンシンではVantage Data CentersがOpenAIとオラクルの両社と組み、新キャンパス「Lighthouse」を開発します。公式発表と業界紙の報道によれば、完成は2028年を予定。テキサスの旗艦拠点と並び、AI計算需要に応える中核インフラとして整備が進みます。


邦銀の関与も目立ちます。JPモルガンやMUFGなどがオラクル関連データセンターの大型融資・与信に参画しており、資金面での後押しが続いています。AI投資がグローバルに資本市場を巻き込むなか、日本勢がメガディールの主幹に入る構図は、為替や金利環境の変化を踏まえた新たな収益機会を示唆します。


とはいえ、投資家の視線は「成長と信用」の微妙な均衡にあります。AIクラウドの前向きな需要見通しがある一方、オラクルのように外部調達を積極化する企業では、調達ペースとキャッシュ創出のタイミングにギャップが生まれやすい。CDSの上昇は、その“つなぎ”を市場がどう評価しているかの実時間シグナルです。スターゲートの案件前進(たとえばウィスコンシンでの具体計画や起工)と、借入条件の消化・リファイの進捗が確認できれば、信用スプレッドが落ち着く余地もあります。逆に、市況悪化や案件遅延が重なる局面では、ヘッジ需要が続く可能性も織り込むべきでしょう。


総じて今回のニュースは、AIインフラの「規模の経済」へ突き進むテック業界と、リスクを精緻に価格付けする信用市場の緊張関係を映しています。企業側は、案件のマイルストーン開示やエネルギー・設備調達の確度を高め、プロジェクト・ファイナンスを含む多層的な資金手当てで“金利×工期”のリスクを圧縮できるかが勝負どころ。投資家側は、拠点ごとのキャッシュフロー見通しと、借換え圧力の山を冷静に見極める局面に入っています。

名古屋ではたらく社長のITニュースポッドキャスト
システムサーバーの社長である鈴木生雄が気になるITニュースをピックアップして数分のコンテンツとしてお届けする番組です。主に取り上げるニュースはAI、半導体、ビッグテック企業です。