
本テキストは、ITジャーナリストである牧野武文氏によるメールマガジンの一部であり、中国の巨大IT企業テンセントと、同社が開発したSNSアプリWeChatについて詳細に解説しています。記事では、WeChatが単なるメッセージアプリではなく、決済機能(WeChatペイ)とミニプログラムを通じて中国の小売業や消費スタイルをいかに変革したかを説明しています。さらに、テンセントが以前に成功を収めたPC向けSNS「QQ」という巨大な資産を捨ててWeChatへ大転換できた背景には、創業者ポニー・マー(馬化騰)のプロダクトではなくビジネスを見据える大胆な決断力があったことを紹介し、テンセントの歴史とビジネスの進化を追っています。