
未来への教育を語る「In the dreaming class」
前回に引き続き、はなまる学習会代表 高濱正伸氏をゲストにお迎えしてお送りします。
今回のテーマは「子どもの強さとは何か」
最近メディアによって取り上げられるニュースを見ると、保護者や子どもにとって学校は安全な場所ではないと感じてしまいますよね。
気づけば犯罪に手を染めている「闇バイト」
大切に育てた子どもには、なんとしても回避させたい例ではないでしょうか?
「闇バイト」に手を染めて逮捕された若者の中には、私立高校や有名大学に通う子たちも数多く含まれます。
安全な場所を求めて受験戦争に一家で身を投じ「私学」に入れてみても、思わぬところで足を引っ張られてしまう、そんな時代になってしまいました。
わたしたち親世代の時代と令和では、子どもを取り巻く環境が大きく変わったように見えます。だからこそ「転ばぬ先の杖」でトラブルを回避させ、子どもたちにとって安全な環境を作ってあげたいのが親心。しかしトラブルをすべて回避させることは、「子どもの強さ」を育てる上で本当に正しいのでしょうか?今回の議論の中心は、ここです。
それぞれ「いじめ」の経験をし、歩み抜き今を生きる三者が語る「学校」の役割と家庭の在り方。いじめに対する社会的定義を見直すべきでは?という問いには、ハッと気づかされるものがあります。
子どもたちに「自分と同じ失敗をして欲しくない!」と強く願うのは当然のことです。
しかしその中でやるべきことは、子どもたちの歩む道からすべての石ころを取り除くことなのでしょうか?
大きな問いに、思考が深まる回です。ぜひ最後までお聴きください!
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「英語は英語で学べ!本当に使える英語が身に付く4つのステップ」
「できる親が知っている!子どもの英語力に差が出る理由」
▼ゲスト紹介
高濱正伸氏
1959年熊本県人吉市生まれ。県立熊本高校卒業後、東京大学へ入学。東京大学農学部卒、同大学院農学系研究科修士課程修了。
1993年、「この国は自立できない大人を量産している」という問題意識から、「メシが食える大人に育てる」という理念のもと、「作文」「読書」「思考力」「野外体験」を主軸にすえた学習塾「花まる学習会」を設立。1995年には、小学校4年生から中学3年生を対象とした進学塾「スクールFC」を設立。チラシなし、口コミだけで、母親たちが場所探しから会員集めまでしてくれる形で広がり、当初20名だった会員数は、23年目で20000人を超す。また、同会が主催する野外体験企画であるサマースクールや雪国スクールは大変好評で、年間約10000人を引率。2020年度夏より、花まる無人島プロジェクトを開始。