
【歌詞】
午後の陽射しが揺れるテラス 風が運ぶ甘い牧草の香りあの丘のモーモーたち 気だるげな瞳で僕にウィンクする彼らが残した ぬくもりのある置き土産それはただの終わりじゃないのさ 始まりを告げるシークレットおがくずのベッドにそっと寝かせたら 絶妙な湿り気はまるで涙のようAh... 新しい命へのプロローグ
見えない小さなダンサーたちが そっと集まってくる囁きながらステップを踏んで 静かなパーティーが始まるのさ温度計の針は 情熱のしるし60℃の熱い吐息は 愛の言葉よりも正直だね
Oh, Composto... それは生命(いのち)の Ritmo(リズム)微生物のサンバが すべてを溶かしてゆく嫌な匂いも 悲しい過去も 優しいアロマに変わる魔法時間をかけて熟成(maturação)させるんだ 焦らないでそれが大人の作法(マナー)さ 大地のボサノバ
法律(Lei)なんて言葉は少し野暮だね 僕らの間じゃ約束(Promessa)と呼ぶのさ「10頭以上なら守ってね」って 国からのアンニュイなメッセージコンクリートの床と屋根の下で 雨に濡れないように無造作な野積みなんてダメさ エレガントじゃないAh... 未来へのデリケートな配慮
地下水(Água)のクリアな瞳を 汚したりはしないって誓うよスラリーの涙は もう流させないスマートなルールは 窮屈な鎖じゃなくて僕らの暮らしを守るための 静かなメロディなんだ
Oh, Composto... それは調和の Ritmo(リズム)メタンの憂鬱なんて 空にサヨナラしよう化学のパフュームはもう要らない 君本来の香りがいい土がふかふかのソファになる その日のために愛を込めて切り返すよ 大地のボサノバ
団粒構造の奇跡 それはまるで恋の始まり手と手が触れ合うみたいに 土の粒子が寄り添いあって空気を抱きしめ 水を分け合う病気にも強くなるのさ 本物の愛のように
La la la... ふかふかの大地で夢を見ようハエも歌いながら飛んでいくよ ここは楽園さ循環する生命(いのち)のボサノバ…Moo... Composto... meu amor... (私の愛しい堆肥…)(静かにフェードアウト)