
Beyond the Music 第2回『音と音楽の境界線』
普段の生活はもちろん、作文を書くとき、詩を読むときに私たちは言葉を使います。音楽における歌詞もその一つです。歌をはじめ、世界には様々な「発話」があり、何気ない言葉が音楽に変わっています。では、私たちがその言葉を音楽と感じるのはどのような瞬間なのでしょうか?今回はゲストに作曲家であり演出家の額田大志さんを迎え、実際の授業の様子を振り返りながら、言葉が音楽になる境界、そして音そのものが音楽になる境界を探っていきます。
楽譜の代わりに台本を卒業制作に提出した額田さん/教会建築、蓄音機、ラジオまで、メディアの変遷と音楽の変遷/風の音、鳥の声が消えた日本のサウンドスケープ/音と音楽の境界を探った先人たち/文字だけの指示書から音楽を演奏してみる/二子新地の川辺から石を拾ってきました/石がぶつかる音は音楽?音楽じゃない?/言葉と音楽の境界を探る/10代の受講生による、言葉と音楽を行来するオリジナルソングの数々/言葉が「歌化」する瞬間/あらゆる環境で豊かに音楽を楽しむこと/これからのメディアと音と人の関係性
MC:江﨑文武(WONK/millennium parade)
ゲスト:額田大志(作曲家/演出家)
GAKUで開講した実際の授業の様子はこちらよりご覧いただけます。
協賛:WEGO/Manhattan Records