今回のゲストはデザインスタジオ「Maniackers Design」の佐藤正幸さん。
web https://mksd.jp/
IG https://www.instagram.com/mksd/
「作品ももちろん好きなんですけど、人柄っていうんですかね。なんでこういう作品を生み出すに至ったのか興味がある」
「幼少期から青年期にかけて鳥山明先生の黄金期をリアルタイムで体験できたことは、本当に幸せだった」
群馬と文字と『週刊少年ジャンプ』を愛してやまない佐藤さん。矢継ぎ早に現れるとんでもない蔵書の数々に、高次元のアウトプットのためにはこれだけのインプットが必要なんだと思い知りました。そして、田河水泡と鳥山明との出会い。このお二人がいなければ佐藤さんはまったく違った人生を歩んでいたかもしれません。愛に満ちた時間でした。
【登場する本】
『学研まんがひみつシリーズ』
『のらくろ漫画集』田河水泡
『描き文字のデザイン』
『いくすルーボーパース』佐藤正幸
『町まちの文字』蓜島庸二
『祈りの文字』蓜島庸二
『上毛かるた』
『棟方志功の版画の入った本』
『集古十種』
『AVANT GARDE』
『ケイブンシャの大百科』
『コロタン文庫』
『BIRD LAND PRESS』鳥山明保存会
『上を下へのロックンロール』みかみなち
『聖メフィスト混乱伝』みかみなち
『DRAGON BALL』鳥山明
『鳥山明のヘタッピマンガ研究所』鳥山明、さくまあきら
『アイデア no.100』アイデア編集部
『COMMUNICATION ARTS』
『週刊少年ジャンプ』
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ゲストは「きたもっく」の日月悠太さん。
有限会社きたもっく https://kitamoc.com/
「子どもには流行りのものだけじゃなくて、本を通していろいろな価値観に触れてほしい」
「これだけは繰り返し読む」と、石川直樹さんの本を紹介してくださった日月さん。編集作業をしていると、石川直樹さんと日月さんの印象が重なりました。ご自身の立ち位置を俯瞰できる冷静さと、ときに大胆な行動を危なげなく起こせる確かさを備えている。落ち着いた語り口には安心感があり、雄大な浅間山を眺めながら、地域のこと、子育てのこと、そして未来のお話もできました。
【登場する本】
『エルマーのぼうけん』ルース・スタイルス・ガネット
『AKIRA』大友克洋
『童夢』大友克洋
『全ての装備を知恵に置き換えること』石川直樹
『黒部の山賊』伊藤正一
『高熱隧道』吉村昭
『百年PRESS』きたもっく
『TOKOSAN 知床トコさん』一般社団法人知床しゃり
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ゲストは貼り絵作家のちぎらまりこさん。みんなから“チャイさん”と呼ばれています。
「似顔絵、家族、思い出。ご依頼いただく題材そのものがやさしいから、作品もやさしくなる」
目の届く範囲でできること。身の丈にあったこと。それをしなやかに見極めて歩んできたチャイさん。絵本『ぐるんぱのようちえん』が「そっくり自分と重なる」といいます。ぞうのぐるんぱは、どんな仕事に就いて、何を作っても、人間には大きくなりすぎてしまいます。ある日、大きな幼稚園を作ってみたら、これまでに作った大きなもので子どもたちは大喜び…。いろいろな過去が積み重なって、今がある。そんな風に話すチャイさんはとびきりの笑顔でした。
chai/ちぎらまりこ https://www.instagram.com/ochai3/
【登場する本】
『かがくのとも』
『ぐるんぱのようちえん』西内ミナミ、堀内誠一
『しろくまちゃんのほっとけーき』わかやまけん
『ばばばあちゃん よもぎだんご』さとうわきこ
『ぐりとぐらとくるりくら』なかがわりえこ、やまわきゆりこ
“ブライアン・ワイルドスミスの絵本”
『街と山のあいだ』若菜晃子
『murren』若菜晃子
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ゲストは建築設計事務所、株式会社SNARKの小阿瀬直さん。
「ドラゴンボールのZ戦士のように、それぞれがキャラ立ちしたチームで戦う。そんな仕事の取り組み方に憧れがある」
「スケールを横断して、俯瞰して見られる、設計者としての職能」
小阿瀬さんは我が家を設計してくださった建築設計事務所SNARKの代表を務めています。
アンテナを張り、足を動かし、実際に会い、見て、作る。
子どもの頃からこれまで、ずっとそれを続けてきた。
小阿瀬さんの小阿瀬さんたる所以が今回よくわかりました。
株式会社SNARK https://snark.cc/
【登場する本】
『ジャンプコミックス』
『週刊少年ジャンプ』
『relax(編集長岡本仁初期)』
『小阿瀬さんが集めた“ブラックブック”』
『sputnik』野村訓市
『Whole Earth Catalogue』
『Powers of Ten』チャールズ・イームズ、レイ・イームズ
『A Guide to ARCHIGRAM 1961-74』
『小阿瀬さんの“卒業制作”』
『SNARK zine』
『SNARK作品集』
『くそしまたろう』大西真平、長場雄、JUN OSON
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ゲストは桐生市の薪窯パン屋『野路』の大嶋彩さん。写真はご夫婦で自作した窯の前にて。
おふたりが作るパンがおいしいことなんて、もうずっと前から知っていましたが、あやさん自身がパンに出合う前、出版社に勤めていた頃のお話は初めてちゃんと聞きました。エネルギッシュで尊く、しっかりと今につながっていました。
「生きるって、他愛もないことの積み重ね」
ほんと、そう。
『野路』が野路であることを何度も噛み締める時間でした。僕も大好きな「生き様を浴びる本」がたくさん登場します。
【登場する本】
『板尾日記』板尾創路
『縷縷日記』市川実和子、eri、東野翠れん
『イリュージョン』リチャード・バック
『庭のつるばら』庄野潤三
『凍』沢木耕太郎
『極夜行』角幡唯介
『チベット旅行記』河口慧海
『庭とエスキース』奥山淳志
『ジャムねこさん』松谷みよ子
『クレーン男』ライナー・チムニク
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ゲストは木工作家のうださまさしさん。うださんが作るカトラリーやうつわは我が家の食卓で欠かすことのできない存在です。
「木工作家うだまさし」はYouTubeやウェブサイトの記事で十分知ることができます。せっかくなら「人間うだまさし」に迫りたいとあれこれ尋ねてみました。
うださんは今、庭に対する想いがたぎっております。
うだまさし https://www.instagram.com/uda_masashi/
【登場する本】
『地球の歩き方 インド 2013-14』
『インドの本いろいろ』
『貧困旅行記』つげ義春
『アタゴオルのシリーズ』ますむらひろし
『SHAKER DESIGNの本』
『タパ 坂田和實が見つけた94枚』坂田和實
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ゲストは桐生市のジェラテリア「わびさびや」の高野欽市さんです。
先祖がアイス屋さんだった?
娘に聞かせた毎晩のアドリブ物語『チックラッタトウノボウケン』?
聞き入ってしまうトピックばかりでした。
「アイス食べてるときは、人って、嫌なこと忘れられる」
「自分にとって、お店は“舞台”」
「お客様の拍手、声が、明日をまた生きていく力になる」
高野さんの作るジェラートが、家族みんな大好きです。
わびさびや https://www.wabisabiya.jp/
【登場する本】
『両野新聞の冊子』
『ウルトラマン大百科』
『relax』
『キミは動物(ケダモノ)と暮らせるか?』飴屋法水
『くちぶえカタログ』松浦弥太郎
『Arne』大橋歩
『relax定期購読特典フリーペーパー』
『dimanche 日曜のコーヒー的なシアワセ。』ディモンシュ
『小さな声、光る棚 新刊書店Titleの日常』辻山良雄
『よるくま』酒井駒子
『チックラッタトウノボウケン』高野欽市
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ゲストは高崎市の暮らしの雑貨店「SABI」の兼谷陽子さん。おとなになってから一番長く通っているお店です。
「お店に来てくださる方を一番大切にしたい」
いつ訪れても変わらないエバーグリーンな印象のわけが、この言葉に、兼谷さんが読んできた本に、見えてきました。やっぱり僕の理想のお店のひとつ。またうかがいます。
SABI http://sabi-web.com/
【登場する本】
『Olive』
『Olive Zakka Book 72の雑貨の話 』岡尾美代子
『根本のもと』根本きこ
『おんなのことば』茨木のり子
『non-no お料理基本大百科』
『ku:nel』
『いつでも夢を』上田義彦
『Cinema Table』高橋ヨーコ
佐藤健寿さんの本
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ゲストは全国紙の新聞社で働く久保田啓樹さん。これまでどんな本に触れてきたのか。これからの紙媒体に思うことは。高校で知り合い、もう20年の仲ですが、今までそういった話をしたことがありませんでした。
「脳がカチッと固まったのは6年生」
「子どもには想像力をグツグツとさせる絵本を」
実に興味深い。
生徒会長、ライフセービング、今は草野球とキャンプにどっぷり。おもしろいやつなんです。友人同士のノリはどうか大目に見てください。
「自分の時間を他者に向ける」
こう言えちゃう彼を僕は尊敬しています。
【登場する本】
『にぎやかな未来』筒井康隆
『だんまり こおろぎ』エリック・カール
『愛、深き淵より。』星野富弘
『のはらうた』くどうなおこ
『ごろごろ にゃーん』長新太
『伝染るんです。』吉田戦車
『SLAM DUNK』井上雄彦
『一日じゅう空ばかり見ていた』片岡義男
『君がいない夜のごはん』穂村弘
『蚊がいる』穂村弘
『鹿男あをによし』万城目学
『夜は短し歩けよ乙女』森見登美彦
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ゲストは“今は”学生の田淵三菜さん。後編では、ご自身の写真集『into the forest』と入江泰吉記念写真賞の“ご縁”。そして、年を重ねていくお父さんのこと。ベッドサイドに置いている大好きな大切な本のことも。
「父として思うところはたくさんあるけれど、それにしても、かっこよすぎる」
田淵さんのまっすぐな言葉に心を打たれました。
【登場する本】
『into the forest』田淵三菜
『大和路』入江泰吉
『はだか』谷川俊太郎、佐野洋子
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ゲストは“今は”学生の田淵三菜さん。
これまで、写真家として第2回入江泰吉記念写真賞を受賞し、写真集『into the forest』を出版。その後は鎌倉の一軒家ホテル「MAYA」をマネジメントするなど、気になる経歴の持ち主です。群馬県北軽井沢に暮らし、森の一年をおさめた『into the forest』が誕生するまでのストーリーをたっぷりうかがいました。大学生が写真家になり、写真集を出版するまでの軌跡です。
前編は『into the forest』の形が見えてくるまでのお話。前編で登場する本はその一冊のみです。
前後編を通して、「自己表現」や「人間の老い」と向き合ってきた田淵さんの言葉は、多くの方の道しるべになるような気がします。
【登場する本】
『into the forest』田淵三菜
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ゲストは国会議員の秘書をされている中野泰介さんです。25歳で秘書になるその前日まで、スタバで緑のエプロンをして働いていたとか。仕事のこと、本のこと、気になることが多すぎました。鮮烈なインパクトを受けたフリッツ・アートセンターでのファーストコンタクトのお話も。
【登場する本】
『プレジデント 稲盛和夫直伝 人間の品格』
『地方自治論』
『政治学入門』矢部貞治
『上州事始め』萩原進 ほか
『駅弁パノラマ旅行』鴨居羊子 ほか
『カラーブックス 中山道 昔と今』稲垣進一
『夜明け前』島崎藤村
『d design travel 栃木』
『日本語は泣いている』外山滋比古
『日本語チェック2000辞典』樺島忠夫 ほか
『日本百名山』深田久弥
『山の詞華集』深田勝弥
『世界史 一問一答』
『孤高の人』新田次郎
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ゲストは美容室「cafune」オーナーのふみこさん。大きな本棚のある美しい美容室です。開店時からsuiranも古本を納品させていただいています。ふみこさんの大切なものが並ぶ仕事場でお話をうかがいました。なかなかに渋い古本屋巡りの話や、美容師あるある(?)のハート鍛えられる話など、とても楽しいひとときでした。
cafune http://www.cafune.jp/
cafuneは、現在新規のお客様のご予約は受け付けておりません。
【登場する本】
『relax』
『National Geographic』
『わかったさんシリーズ』寺村輝夫
『こまったさんシリーズ』寺村輝夫
『アミ 小さな宇宙人』エンリケ・バリオス、さくらももこ
『into the forest』田淵三菜
『FOLON 画集』
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ゲストは観葉植物店「AYANAS」オーナーの境野隆祐さん。少し年上お兄さんのおしゃれカルチャー話と、大切にしたい“あの本”の話で大いに盛り上がりました。
AYANAS https://ayanas.jp/
【登場する本】
『relax』
『H』
『MARQUEE』
『COOKIE SCENE』
『鉄コン筋クリート』松本大洋
『家』ちはる
”IDEEのカタログ”
『PLANTED』
『ダカフェ日記』森友治
『週刊少年ジャンプ』
『月刊コロコロコミック』
『暮らしの図鑑 グリーン』境野隆祐
『暮らしの図鑑 庭の楽しみ』境野隆祐
『小さな鉢からはじめる 長く楽しむお部屋の植物』境野隆祐
『隣人13号』井上三太
『TOKYO TRIBE』井上三太
『なつかしい時間』長田弘
『どうしてこんなに物語』ラドヤード・キプリング
(「あ、もっと繰り返し読んだ本ある!」と、野村浩司さんの『0155』をご紹介いただきました。が、うまく録音できていませんでした。りゅうさんごめんなさい!)
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初めてのゲストは古道具店「senkiya ATONIMO」草間翔太さん。
ある時突然収録させていただきました。
senkiya ATONIMO https://www.instagram.com/senkiya_atonimo/
【話に登場する本】
なかむらみつる『やさしいあくま』
https://www.amazon.co.jp/dp/4877283978/
荒川弘『鋼の錬金術師』
https://www.amazon.co.jp/dp/4757506201/
オノ・ヨーコ『グレープフルーツ・ジュース』
https://www.amazon.co.jp/dp/4062637642/
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