[今回の内容]
生きづらい世の中をどのようにして生き抜いていくか|お坊さんが絶対に答えてくれるQAサービスhasunoha|大学で臨床心理学やカウンセリングを学ぶ|社会の悩みに寄り添う存在が圧倒的に足りない|お坊さんが人生の相談にのれる存在になれないかと思ったのがhasunoha誕生のきっかけ|辛くて苦しい人生だけど、なんとかともに生き抜いていこう|パンドラの箱をあけてしまった|悩みは多種多様|怒られたいというニーズも見えてきた|相談文章をつくるなかで物事の整理が進む|一つの悩みに対して複数のお坊さんからの回答がある|死にたいにまつわる様々なバリエーション|死にたいの言葉の奥にあるどうやって生きていったら良いか分からないに眼差しを向けたい|苦しみを感じるのはこの世界のデフォルト|SNSは誰かのライクを通して自分のディスライクが浮き彫りになり生きづらさが助長される|しんどいときは偉大なものに触れる|追い詰められて息が詰まっている|ため息をつくことで息を抜く|お墓に参っていのちの時間軸を伸ばしてみる|いのちのバトンリレーを想像する|宗教はいのちの幅を拡張させるはたらきがある|目の前のしんどいことからさっさと敵前逃亡する
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井上 広法 (Inoue Kobo)
1979年宇都宮市生まれ。中学卒業後、高校へ進学せず一年間ひきこもる。その間、人生を問い続け、一年遅れて高校へ進学する。その後、佛教大学で浄土学を、東京学芸大学で臨床心理学を専攻。現在、仏教を現代社会に広めるために活動している。2012年には僧侶に人生相談ができるWebサイト「hasunoha」のリリース、2014年には史上初のお坊さんバラエティ番組「ぶっちゃけ寺」の立ち上げとゴールデン進出に貢献した。また2016年にマインドフルネスをベースにしたビジネスパーソン向けプログラム「cocokuri」のスタートアップ、2018年にご先祖様を見える化するおもちゃ「いのちの積み木®︎」の開発、2019年にコワーキングスペース「áret」のオープンなど仏教への入り口を数多くデザインしている。著書に「心理学を学んだお坊さんの幸せに満たされる練習」(永岡書店)などがある。
Twitter @namutarou
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hasunoha
Twitter @hasu_no_ha
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てるてるラジオ
Twitter @lifewalk0301
[今回の内容]
落語家で天台宗の僧侶|お寺が潰れていく時代にお寺を建立|心の駆け込み寺になりたい|安全で安心して相談できる場所をつくりたかった|コロナ禍で住職になる前に無職になりかけた|死にたい経験|気持ちが落ち込んでいることに自分で気づかなかった|明日を生きていける自信がなかった|仏様に弟子入り|師匠を悲しませたらあかんと思い死ぬのをやめる|神仏の存在がいのちを助けてくれることを実感した|人間って死んだらどうなるんだろうとの疑問|様々な宗教のなかでも特に仏教に惹かれた|死にたいは八方塞がりな状態|自分ではどうしようもなく「死にたい」が出てくる|オバケのような存在|自分の中から出てくるので追い出せない|現実的な出口の前に先ず心の出口をつくってあげる|自殺はいけないと言うと死にたいまで追い込まれてしまっている人を責める言葉になってしまう|その人をそこまで追い詰めてしまっている人や出来事を明らかにすることが重要|死にたい想いを抱えた経験のある私ができること|死にたいまで追い込んだ人の悪口を一緒に言う|怒りの心を忘れちゃいけない|落語は人間の業を肯定する|仏教はあなたはあなたのままで良いんだよとの教え|あなたが死んだら私も悲しい
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露の団姫 (TsuyunoMaruko)
上方落語協会所属の落語家。兵庫県尼崎市在住。高座の他にもテレビ・ラジオで活動中。日本酒の「利き酒師」の資格も持つ。小さい頃からの「死」に対する恐怖をキッカケに仏教に触れ、高校在学中に人生指針となる法華経に出会う。落語家になるか尼さんになるか悩む中、落語の創始者、初代・露の五郎兵衛が僧侶であり、 説法をおもしろおかしく話したことが落語の起源と知り、高校卒業を機に初代・露の五郎兵衛の流れを組む露の団四郎へ入門。3年間の内弟子修行を経て主に古典落語・自作の仏教落語に取り組んでいる。2011年、天台宗で得度。2012年、比叡山行院で四度加行を受け正式な天台僧となる。2021年7月、尼崎市に天台宗・道心寺を開山。年間250席以上の高座と仏教のPRを両立し全国を奔走する異色の落語家。
Twitter @2yu0
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てるてるラジオ
Twitter @lifewalk0301
[今回の内容]
Sottoの活動|最初は自殺の活動に関わりたくなかった|石倉紘子さん(こころのカフェきょうと)との出会い|突然溢れ出した涙|死にたいと思ってた小3の頃|哲学や宗教から自分の心を見つめることを教えてもらった|心が自由に動くのを押さえつけていた|自殺は絶望的な孤独|世界中の全てが自分を拒絶している感覚|孤独は集団のなかにいるときに強く感じる|自己嫌悪と死にたいは近い感覚|自殺することに良いも悪いもない|今は死ななくて良かったなと思ってる|良い悪いの価値判断は自分や社会にとっての都合でしかない|生きてて良かったなと思ってほしい|死ぬのは怖い|死にたいときはあらゆる関係性が居心地の悪いつながりになってしまっている|あたたかな関係性を育んでいきたい|死にたいは自分を見つめる問い|意味を問う背景には喪失がある|苦悩の原因から離れる|いろんなところにちょっとずつ依存する|自分の感情が共鳴するものに触れる|死にたい経験者が集うコミュニティづくりにチャレンジしたい
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竹本 了悟 (Takemoto Ryogo)
奈良県西照寺の住職。生きる意味を求め、防衛大学校を卒業後、海上自衛隊に入隊するが、道に迷い退官。改めて、生きる意味を求め、龍谷大学大学院で救済論 (救いとは何か、どうすれば救われるか) について研究。その際に浄土真宗本願寺派の僧侶となる。その後、浄土真宗本願寺派総合研究所の研究員として、宗教者の役割をテーマに実践的な研究に従事。2010年に「自死の苦悩を抱える方の心の居場所づくり」をする京都自死・自殺相談センターを設立、代表を務める。2018年、研究所を退職、電力事業で「温かなつながりをつむぐ」TERA Energy株式会社を4人の僧侶で起業、代表取締役に就任。
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認定NPO法人京都自死自殺相談センターSotto
Twitter @SottoKyoto
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てるてるラジオ
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