
今回は2014年公開、大林宣彦監督作品『野のなななのか』を紹介します。
【概要】
北海道芦別市を舞台に、葬儀のために集まった家族の姿と、その家族に関わる終戦の秘話を通じて、3.11以降の日本のあり方を見つめるドラマ。ベテラン俳優・品川徹と常盤貴子が主演を務める。
【あらすじ】
北海道の芦別で古物商“星降る文化堂”を営んでいた鈴木光男が92歳で亡くなった。告別式には鈴木家の面々が集まったが、そこへ謎の女・清水信子が姿を見せる。ふいに登場しては、消える信子によって家族の知らない光男の過去が次第に明らかになっていく。なななのか=四十九日までの間、中原中也の詩を織り交ぜながら、過去と現在、生者と死者とが複雑に入り混じる中、男の青春時代と初恋、そして敗戦後の樺太での凄絶な体験が浮かび上がる。
作品の感想を一行で申しますと、
”念写された雪と死 違和感に託された願い”
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