<第7回>ダウトーあるカトリック教会でー
監督:ジョン・パトリック・シャンリー
主演:メリル・ストリープ フィリップ・シーモア・ホフマン 他
公開:2009年
~あらすじ~
1964年、ニューヨーク・ブロンクスにあるカトリック学校セント・ニコラス・スクールの厳格な校長シスター・アロイシスは、旧来の道徳観と篤い信仰心を持っている。一方、司祭を務めるフリン神父は、現代的な開かれた教会を目指すべきだという持論を展開していた。アロイシスは新人教師シスター・ジェイムズに、物事は疑惑の目で見なければならないと指導する。ジェイムズは、フリンが学校で唯一の黒人生徒ドナルド・ミラーに特別な関心を寄せているとアロイシスに報告する。礼拝の侍者役に選ばれ、司祭館に連れて行かれたドナルドが、酒臭い息で戻ってきたのを目撃したのだ。アロイシスはフリンを校長室に呼び、真相を追求する。
cinema07
<観賞後記>
メリル・ストリープとフィリップ・シーモア・ホフマンが
共演している話題作。
ふたりがぶつかり合う演技は
なかなか見応えがありました。
思わず引き込まれて、時間を忘れるほど。
舞台は1964年のアメリカ。
厳格な教義主義の校長と、
進歩的で開かれた教会を目指す神父が
ある事件を発端に争う事に。
最初は教義を守る事を主張する校長と
寛容さを主張する神父が、
お互いの立場と信念を貫くために
校長はルールを破り、
神父が教義の重要さを主張する所が面白い。
オススメ度 ☆☆☆☆☆☆(63点)
(D)