
今回取り上げるのは2005年発売されたポール・マッカートニー「Chaos And Creation In The Backyard」。
プロデューサーであるナイジェル・ゴドリッチの強い意向で本来ポールが作ろうと思ってたものとは違うものになった本作はファンの間でも大名作として捉えられている。なぜそうなったのか?それは年齢や地位、名誉などを超えた対等な関係性をナイジェルとポールが作れたからだと私は思います。2人は同じ目線で感性をぶつけながら2年をかけアルバムを完成させました。ストイックにアーティストと向き合うナイジェルのプロデュース力の妙が随所に感じられるアルバムを振り返りましょう!