―― 春月の灯り、狐と狸がほのかに誘う夜 ――NHK大河ドラマ『べらぼう — 蔦重栄華乃夢噺 —』で再び脚光を浴びる江戸・吉原の花街。その淡い気配が一瞬だけ揺らぐ泉鏡花の短篇〈春狐談〉〈狸囃子〉を、ひそやかな朗読にのせてお届けします。花街が主題ではなくとも、ほの艶やかな余韻が春宵の静けさを匂い立たせる──。◆ 作品情報・著者:泉鏡花(1873-1939)・ジャンル:幻想文学/近代日本文学/短篇・発表年:〈春狐談=1900年〉〈狸囃子=1900年〉◆ あらすじ • 春狐談:春の宵、月夜の下で狐たちが集い百物語――と思わせながら、鏡花自身のエッセイ的、軽やかな小作品。 • 狸囃子:鏡花自身が遭遇した狸囃子。その音色を書き留めたエッセイ。現実と幻を溶かす一夜の戯れ。 ◆ 聴きどころ 1. 言葉の肌ざわり — 鏡花初期作品特有の、江戸草紙を思わせる絹のような文体。 落ち着いた声の朗読で味わう静けさを―― 2. 春夜の情景音 — 雨上がりの川音が奥行きを与え、入眠導入のリズムを整えます。 3. 吉原をほのめかす一瞬 — 「春狐談」にちらりと漂う花街の香りが、物語に艶を添えます。 ◆ チャプター00:00 春狐談16:00 狸囃子ご視聴ありがとうございます。チャンネル「泉鏡花の妖し物語」では、幻想と文学を静かに語る朗読作品を多数配信しております。朗読が心に響きましたら、またお立ち寄りいただければ幸いです。ご登録・ご評価は次の物語を紡ぐ励みとなります。lit.link(配信・SNS一覧)→ https://lit.link/izumikyouka#泉鏡花朗読 #花街幻想 #吉原 #安眠朗読 #izumikyouka朗読 #睡眠導入 #静かな朗読 #JapaneseLiterature
#泉鏡花 #化鳥 #入眠朗読―― 雨の夜、幻想と怪異が交錯する世界へ。近代日本の名作小説を朗読で――▶作品の解説記事(音声ガイドリンクつき)を公開しましたhttps://note.com/mizuki_8870/n/nab00b9bdc713泉鏡花『化鳥』。幻想文学の名手が描く、ある少年の「まなざし」と「記憶」。 本作を、高音質・ノイズレス環境で朗読しました。 静かな作業時間、入眠導入としてもご活用いただけます。◆ 作品情報・著者:泉鏡花(1873–1939)・ジャンル:幻想文学/近代日本文学/短編小説・発表年:1897年◆ こんな方におすすめです・泉鏡花の作品を落ち着いた声で聴きたい方・静かな語りで眠りにつきたい方・幻想文学・日本文学に興味のある方◆ チャプター0:00 雨降りの橋6:12 廉と母様が見る世界11:47 人が鳥や茸になる17:34 先生がご機嫌を損ねた理由23:26 川向うに見えるのは…28:57 苦しみを越えたところに35:23 花園の頃の記憶41:24 鮟鱇博士48:01 博士と母様52:33 美しい姉さま58:04 姉さまに会いたい1:03:45 薄闇の梅林の怪 -------------------------------------------ご視聴ありがとうございます。 チャンネル「泉鏡花の妖し物語」では、幻想と文学を静かに語る朗読作品を多数配信中です。✅ lit.link(各配信・SNS)→ https://lit.link/izumikyouka ✅ チャンネル登録はこちら → https://www.youtube.com/@namica_1104#朗読 #高音質朗読 #入眠導入 #泉鏡花 #化鳥 #梅 #幻想文学 #幻想譚 #静かな語り #日本文学 #睡眠用朗読 #和風BGM #癒しの朗読 #izumikyouka朗読 #litlink
泉鏡花『夜行巡査』名作小説朗読 ―情熱と現実の狭間で揺れる恋と義務夜の街に響く巡査の足音。職務に忠実であろうとする彼の心を揺るがす、美しくも儚い出会い――。幻想文学の名手・泉鏡花が描く、夢幻の物語を朗読いたします。朗読:波華静かに広がる自然音BGMとともに、幻想世界に浸るひとときをお楽しみください。入眠導入・作業用にもおすすめです。🌸チャプター0:00………一8:24………二16:52………三23:51………四31:23………五40:31………六🌸こんな方におすすめ✅ 幻想文学や日本文学が好きな方✅ 泉鏡花の独特な世界観に惹かれる方✅ 朗読を聴きながら、静かな夜の雰囲気に浸りたい方✅ 寝る前のリラックスや作業用BGMを探している方🌸朗読BGMについて物語の幻想的な雰囲気を引き立てるよう、**自然音(環境音)**を使用しています。まるで物語の中に迷い込んだかのような、静謐なひとときをお届けします。✅ 動画制作の裏話や更新情報を発信中✅Instagram https://www.instagram.com/namika1031✅X(Twitter)https://x.com/namika1031?s=21&t=Z-YFhjdD5PTgzn3GcvDBTg #朗読#泉鏡花 #名作 #文豪 #幻想文学 #聴く読書 #作業用 #睡眠導入#幻想文学 #izumikyouka朗読
処方秘箋・泉鏡花作
現代語訳・朗読:波華
今回の動画では、泉鏡花の名作『処方秘箋』を現代語訳で朗読しました。
鏡花の世界はあの文体でこそ、という大前提ありきでの訳文作業。
ほとんど意訳の部分もあり、苦心の跡がそこここに見えますが…
作品への熱量として伝わりましたら嬉しいです。
そしてまたぜひ原文もおたのしみください。
処方秘箋・原文は
こちらからお聴きになれます
https://open.spotify.com/show/0S7fPclmout9Skul8LyWVn
大正9年発表
「月令十二態」の前半部である1月〜6月はこちらからお聴きになれます
https://open.spotify.com/show/0S7fPclmout9Skul8LyWVn
雑誌「婦女会」に掲載された短編の後編部分。
一月から一二月までの四季のうつろいや年中行事が描かれている。
今回の配信は7月から12月までの章をご紹介。
歳時記エッセイ的な作品なるも、鏡花の目を通せば夢と現の境界がぼやかされた艶麗な風景が展開されること、ご覧の通り。
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お聴きくださってありがとうございます。
泉鏡花作品をこれからも配信していきますので
ぜひチャンネル登録をして頂けたら嬉しいです。
☆その他のPodcastプラットフォームでお聴きになる場合はこちらから
https://lit.link/izumikyouka
・Instagram更新しています→@namica1031
最新のエピソードはこちらから聴けます
https://anchor.fm/u6c34u6708/
# 朗読 # 泉鏡花# 日本文学# 幻想文学# Audible# 聴く読書# 作業用# 睡眠導入# 怪談
大正9年発表
雑誌「婦女会」に掲載された短編。一月から一二月までの四季のうつろいや年中行事が描かれている。
今回の配信は一月から六月までの章をご紹介。
歳時記エッセイ的な作品なるも、鏡花の目を通せば夢と現の境界がぼやかされた艶麗な風景が展開されること、ご覧の通り。
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【明治28年発表】
「黒猫・その24」
https://open.spotify.com/episode/0KB0RJvi4WCvcMR5APCmeS
のつづき。
お島の命を賭した縁結びによって、長年の想い人と結ばれたお小夜。
祝言を控えた喜びを搔き消したのは、かつてお小夜が目に入れても痛くないほど可愛がっていた黒猫の豹変ぶりだった。
おぞましい蟲を家内に食い散らかし、お小夜の花嫁衣裳を引きちぎる狼藉はさらに度を越して、ついには深夜小用に立つお小夜に付きまとうまでになった黒猫。
その不気味さ、恐ろしさに毎日怯えるお小夜だったが、ある日とうとう事件が起きてしまう―――。
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【明治28年発表】
「黒猫・その23」
https://podcasters.spotify.com/pod/show/u6c34u6708/episodes/23-e2jhal5
のつづき。
秋山とお小夜の相思相愛を祝福するかのごとく、お小夜の髪を高島田(人妻が結う髪形)に拵えたお島。
一世一代の大仕事を終えた途端にお島は自刃する。
その時戸外から呼びかける女性の声。
それはお島が姉とも慕う、元新橋芸妓の小俊であった。
異変に気付き急いで駆け付けた小俊だが、お島はすでに虫の息。
小俊は悲しみを堪えながら、お島が結い上げたお小夜の髪を褒め称え、お島に変わって二人の仲を取り持つことを誓う。
その言葉に安堵したお島は、最後に小俊の髪を整える力が残っていないことを口惜しがりながら、息絶えるのだった---
最新のエピソードはこちらから聴けます
https://anchor.fm/u6c34u6708/
【明治28年発表】 「黒猫・その22」 https://podcasters.spotify.com/pod/show/u6c34u6708/episodes/22-e29srqf のつづき。 お小夜を守り切り、ともに山を下りたお島は、その足で画師の二上秋山の家を訪ねる。 お互いに思い合うお小夜と秋山を引き合わせたお島は、秋山宅の座敷を借りてお小夜の髪を結い始めた。 仕上がった髪形を見てお小夜は驚く。それはお島一世一代の贈り物でもあった――― 最新のエピソードはこちらから聴けます https://anchor.fm/u6c34u6708/
【明治29年発表】 蛍を追いかけいくうちに友人とはぐれ、迷い込んだ蓑谷。 美しい女神が護るその場所では蛍を獲ってはならないーー母親からの教えに背いてしまった「私」の前にすらりと立つ女性が現れる。 湧き出でる水に支配された宵の魔所。 蒼茫の中から浮かび上がる美女。 蛇や仏を思わせる、侵し難くも不気味な風景と、神とも妖ともつかぬ山姫との邂逅。 どうしても蛍が欲しくてたまらない「私」は、蓑谷の主に冀(こいねが)うのだったーー 最新のエピソードはこちらから聴けます https://anchor.fm/u6c34u6708
【明治28年発表】
「黒猫・その21」のつづき。
自らが犯した罪を悔いるお島。
お島自身が富の市の妻となることで
富の市(とみのいち)の
お小夜への邪な企てを何とか踏みとどまらせようとするも
命懸けで想いを遂げようとする富の市には通用しない。
思い詰めたお島は決死の覚悟である行動に出るのだった―――
感想・リクエストもお待ちしています http://izumikyouka.com/2-2/
最新のエピソードはこちらから聴けます https://anchor.fm/u6c34u6708
ホームページでも アーカイブを配信中
髪結いのお島の計らいによって
縛を解かれた令嬢・お小夜は
富の市に向かい、語り始める。
自身を顧みず
卑しい執心に憑りつかれた富の市を哀れむお小夜。
その健気さにお島は心を打たれ、
懺悔の念にさいなまれるのだった―
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【明治28年発表】
黒猫・その17のつづきエピソード。
髪結いのお島と盲人富の市の謀略によって
囚われの身となったお小夜。
あわや富の市の毒牙にかかるその手前で
お島が鋭い声を上げて制し、九死に一生を得るのだった。
お島はお小夜の猿轡を外し、思い残すことがあれば託(ことづけ)よと伝える―――
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【明治28年発表】
黒猫・その16のつづきエピソード。
お島の罠に嵌り、捕らえられたお小夜。
縛られ、口をふさがれて横たわるその姿を、お島は冷ややかな目つきで見下ろすのだった。
続いてぬらりと現れた盲人・富の市は、お島との誓いを守り、すでに想いを遂げた後に自らの命を絶つ準備を整えていた。
絶体絶命のお小夜。運命を暗示するかのように、お小夜の家のあたりでは、鴉が騒がしく鳴きたてている―――。
皆さまの作品解釈や、おすすめの文献も教えてくださいね。
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【明治28年発表】
黒猫・その15のつづきエピソード。
草木も眠る三更(真夜中)の時間に、人目を忍んで家を抜け出す令嬢・お小夜。
所かまわず付きまとう富の市との縁を切るまじないを行うために、気味の悪い山奥の祠へ足を走らせるのだった。
心を野獣・淫蛇の境に落とした富の市を遠ざけたい一心で、放言極まりない怪しげなまじないを信じ切るお小夜。
繁る夏草に足を取られて躓きながらもようやく祠にたどり着くが、そこに待っていたのは、あろうことか富の市であった―――
皆さまの作品解釈や、おすすめの文献も教えてくださいね。
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