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ヒダテン!ボイスドラマ
Ks(ケイ)、湯浅一敏、飛騨・高山観光コンベンション協会
123 episodes
2 days ago
飛騨高山を舞台にした珠玉のボイスドラマをお届けします。コミュニティFM Hit's FM(Hida Takayama Tele FM) で放送中の人気ラジオ番組! ヒダテン!のCV声優10名 が入れ替わりパーソナリティを務める「Hit’s Me Up!(ヒッツ・ミー・アップ!)」の中で放送されているボイスドラマです!ボイスドラマを通じて飛騨高山の魅力に触れてみてください! <番組の特徴> ・ 飛騨高山を舞台にしたボイスドラマを多数制作! これまでに100本以上の作品を発表し、地元の魅力を物語として発信 ・ 放送情報   放送局1: Hit's FM(Hida Takayama Tele FM)   放送時間:毎週金曜10:30-11:00/毎週土曜13:30-14:00   放送局2: FMらら(FMラインウェーブ株式会社)   放送時間:毎週金曜13:00-13:30   配信:Spotify、apple(iTune)ミュージック、amazonミュージック、YouTubeミュージック、CastboxなどのPodcastで番組とリンクして配信中! 飛騨高山の美しい風景とアニメ文化をつなぐ、唯一無二のラジオ番組! 「Hit’s Me Up!」を聴けば、新たなエンタメの扉が開きます!
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Drama
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飛騨高山を舞台にした珠玉のボイスドラマをお届けします。コミュニティFM Hit's FM(Hida Takayama Tele FM) で放送中の人気ラジオ番組! ヒダテン!のCV声優10名 が入れ替わりパーソナリティを務める「Hit’s Me Up!(ヒッツ・ミー・アップ!)」の中で放送されているボイスドラマです!ボイスドラマを通じて飛騨高山の魅力に触れてみてください! <番組の特徴> ・ 飛騨高山を舞台にしたボイスドラマを多数制作! これまでに100本以上の作品を発表し、地元の魅力を物語として発信 ・ 放送情報   放送局1: Hit's FM(Hida Takayama Tele FM)   放送時間:毎週金曜10:30-11:00/毎週土曜13:30-14:00   放送局2: FMらら(FMラインウェーブ株式会社)   放送時間:毎週金曜13:00-13:30   配信:Spotify、apple(iTune)ミュージック、amazonミュージック、YouTubeミュージック、CastboxなどのPodcastで番組とリンクして配信中! 飛騨高山の美しい風景とアニメ文化をつなぐ、唯一無二のラジオ番組! 「Hit’s Me Up!」を聴けば、新たなエンタメの扉が開きます!
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ボイスドラマ「トライアングル・ラプソディ/完全版」
ヒダテン!ボイスドラマ
35 minutes 28 seconds
1 week ago
ボイスドラマ「トライアングル・ラプソディ/完全版」

荘川さくらと朝日よもぎ。ふたりの少女の“心”が入れ替わった日。八幡祭の喧騒の中で、恋と友情と運命が交錯する。それぞれの想いを胸に、他人の身体で過ごしたわずかな時間が、やがて本当の自分を見つめ直すきっかけとなっていく。

――「あなたの中のわたし」と「わたしの中のあなた」。
入れ替わった心が奏でる三重奏《トライアングル・ラプソディ》。荘川さくらと朝日よもぎ、それぞれの視点で描かれた前後編をひとつにまとめた完全版、ついに配信スタート!

【ペルソナ】

・さくら(24歳)=荘川そばの栽培農家。収穫が終わった休みの日に八幡祭へ(CV=岩波あこ)

・よもぎ(29歳)=朝日町の漢方薬剤師。東京の友達と約束して八幡祭へ(CV=蓬坂えりか)

・ショウ(35歳)=さくらのパートナー。八幡祭で待ち合わせした(CV=日比野正裕)

・観光客(22歳)=二日酔いで薬膳カフェ「よもぎ」へきた旅行客(CV=小椋美織)

<シーン1A:古い町並>

◾️高山祭の雑踏(お囃子)

「すごい人出・・高山祭なんだから、あたりまえだけど」

古い町並を上(かみ)から下(しも)へ。

屋台の曳き揃えを目指して、人の波は桜山八幡宮へ流れる。

私はさくら。

実家は荘川町でそばの栽培農家をやっている。

9月後半からは収穫の最盛期。

でも昨日までにすべて終え、今朝、路線バスに乗った。

趣味の一眼レフをかかえて。

秋の高山祭。八幡祭(はちまんまつり)。

パートナーのショウと桜山八幡宮で待ち合わせしている。

彼は市街地で働いてるから、今日もお昼まで仕事だって。

ついさっき少し遅れるって連絡があった。

だから私はひとりでゆっくりと、古い町並を歩く。

中橋(なかばし)から上三之町(かみさんのまち)へ。

古い町並を順番に撮影していく。

なじみの酒蔵があるあたりで、人力車とすれ違った。

いい被写体。

杉玉が吊るされた軒先越しに町並を写す。

そのまま人の流れにのって安川通り(やすがわどおり)方面へ。

人波にもまれながらファインダーを覗いていたとき・・・

「あっ!」

古い町並の左端を歩いていた私は、

足を踏み外して側溝で転んでしまった。

一眼レフを庇うあまり、焼板の壁で強く頭をうち・・・

朦朧とする意識・・・

ああ、祭囃子の音がフェードアウトしていく・・・

<シーン1B:朝日町の薬膳カフェ「よもぎ」>

◾️カフェの雑踏

「なんかこのお茶、苦いんですけど」

「ああ、ごめんなさい。

さっき、昨夜飲みすぎちゃった、って言ってたから

五行茶をお出ししたんですよ」

「ゴ・・ギョウチャ?」

「はい。五種類の薬草をブレンドしたお茶です」

「で?」

「焙煎した生薬は苦味があるんです。でも、

甘草とかナツメの甘みが、苦さを和らげてると思うけどなあ」

「だから?」

「苦いだけじゃなくて、飲んだあとほんのり甘さが残りませんか」

「そんなんどうでもいいから、なんとかしてよ。

砂糖でもなんでもいれればいいじゃない」

「そんな・・・

砂糖なんて入れたら、血糖値も変化しちゃうし。

体も冷やしちゃいますよ」

「関係ない。苦くないようにして」

お客さんの声がだんだん荒くなる。

あ、だめ。

久々に・・・これ・・過呼吸かも・・

「ちょっと、聞いてる?」

意識が遠のく・・・

お客さんの声が遠ざかっていく・・・

<シーン2B:古い町並/さくらの体=よもぎの意識>

◾️高山祭の雑踏(お囃子)

「あ・・・れ・・?

えっと・・

えっ!?ここどこ?」

気がつくと、薬膳カフェ「よもぎ」とはまったく違う場所に、私は倒れていた。

ここは・・・?

あたりを見回す。

高山市街地の・・・古い町並だ。

しかも私、側溝に左足を突っ込んで倒れている。体が重い、って思ったら、首にブラ下がっているのは、大きなカメラ。

そうだ。持ち物。

肩かけの小さなポーチを手で探る。

ポーチの中に見つけたのは、かわいい手鏡。

そこに映っていたのは・・・

誰?この人誰!?

桜色のロングヘアー。

桜の髪飾り。そして・・・

凛とした美しい顔立ち。

誰なの〜!?

なんで?なんで?

どういうこと、これ?

鏡の中で整った顔が困惑した表情を見せる。

鏡を遠ざけて体全体を映すと・・・

淡い桜色のロングTシャツ。

透け感のある軽やかなパーカー。

ボトムスはデニムのスリムパンツ。

女性カメラマン?

気がつくと、私の周りには人だかりができていた。

その中から現れたのは・・・

「大丈夫?怪我はない?」

いかにも爽やかな、長髪の男性。

「いや、だ、大丈夫です。おかまいなく」

という私の言葉など関係なく、片手を差し出してくる。

「さあ、つかまって」

「いや、そ、そんな・・」

口では断っているのに、なぜかその手をとってしまった。

「歩ける?」

「た、たぶん」

「ここ、酒蔵の入口だから。ほら、そこのカフェのベンチ。

あそこをお借りしよう」

彼はカフェの人に断りを入れて、私をベンチへ座らせた。

「さ、お水もらってきたから。はいどうぞ」

「あ、ありがとうございます・・」

「なんだよ、その喋り方。頭うったの?」

「し、失礼ね。あなた・・・誰ですか?」

「え?どういうこと?

待合せに遅れたこと、怒ってるの?」

「え・・だから・・名前は?」

「もう〜。ショウに決まってるだろ」

冷静に、冷静に。

えっと、これからどうしよう・・・

とにかく朝日町へ帰らなきゃ。

いまごろどうなってるんだろう。

怒ってたあのお客さん・・・

そうこうするうちにコーヒーが運ばれてきた。

そっか。カフェだもん。

コーヒーくらい飲むのが礼儀だよね。

「良いショットは撮れたかい?」

「え・・・あ、はい・・まあ」

「まあ、君の腕とそのカメラなら当然か」

ああ、そうか。この一眼レフカメラ。

高級そうだな。

私は、カメラの履歴を遡る。

老舗の酒蔵。軒先の杉玉。

すうっと続いている人波。

和菓子屋の前。

お団子をほおばるカップル。

こっち見てピースサインしてる。

中橋のにぎわい。

欄干の赤色が鮮やか〜。

「いい写真ばかりだ」

「そうですね・・・」

「そんな、他人事みたいに。

君が撮ったんだろ?」

「多分・・」

「次の被写体はきっと桜山八幡宮かな」

「そう・・かな」

「よし、じゃあ行こう。もう歩いて大丈夫?」

「はあ・・まあ、いいですけど・・」

「また、そういう喋り方。

悪かったって言ってるだろ、遅刻したこと」

「そういうことじゃないけど・・」

「もう少ししたら屋台の曳き揃えだぞ」

そう言って、ゆっくりと彼、ショウは立ち上がる。

私も彼に続いて静かに起き上がる。

なんか、ぎごちない。

まるで自分の体じゃないみたいに。

ってか、自分の体じゃないし。

桜山八幡宮まで行ったら、すぐに朝日に帰ろう。

<シーン2A:薬膳カフェ「よもぎ」/さくらの体=よもぎの意識>

◾️カフェの雑踏

「ちょっと・・大丈夫ですか?」

「え?」

「急に倒れちゃったみたいですけど・・・」

「あ・・・あ・・・あれ?」

ここ、どこ?

私、古い町並を歩いてたんじゃ・・・

ここって・・・カフェ?

どうして?

「顔色悪いよ・・・」

「あ、あの・・・ここって、どこですか?」

「え〜!どうしちゃったんですか、一体?」

「高山じゃないの?」

「高山でしょ。朝日町のカフェ『よもぎ』・・・

って、あなたのお店じゃないの?」

「朝日町・・・?よもぎ・・・?」

どういうこと?

どうして?

どうして朝日町にいるの?

頭を抱える私に、テーブルに座った女性は、

「救急車、呼びましょうか・・・?」

「救急車・・・?

い、いえ・・・大丈夫です。

あの・・・私、ここの店員なんですか?」

「ちょっと・・・本当に大丈夫?」

「あ・・・はい・・・何か飲まれますか?」

「え・・・だから・・あの・・・

このナントカ茶っての、苦くって飲めないから・・」

「お茶・・・?

ちょっと失礼・・・わ、にがっ」

「でしょ。だからお砂糖を」

「わかりました・・・ちょっと待って」

厨房へ行ってお砂糖を探す。

ってか、このカフェ、ほかに誰もいないの?

砂糖・・砂糖・・・見当たらない。

カフェなのに白砂糖置いてないのかな。

ん?これは?

ラベルに書いてある。

『ナツメのシロップ』『はちみつ』『羅漢果(らかんか)エキス』?

これでいっか。

「ごめんなさい。白砂糖はないみたいだけど、こんなシロップでいい?」

「あ・・・ありがとう・・」

シロップの容器をお客さんのテーブルに置く。

そのとき目に映ったのは私の指。

あれ?ネイルがついてない?

取れちゃったの?

桜の花びらの模様。気にいってたのに。

そんなことを思いながら厨房へ戻ったとき。

入口の鏡を見て驚いた。

「え!?誰、これ!?」

鏡に映っていたのは・・・

よもぎ色のエプロンをした美しい女性。

左目の下のホクロ。

グリーンのカラコンが輝いてる。

眉間に皺を寄せ、呆然とした表情。

そうか、私のことか。

「やっぱ救急車、呼んだ方がよくないですか・・・?」

「ホ、ホントに、だ、だ、大丈夫だから」

「わかりました。

あの、私もう、帰ります。

ごちそうさまでした!」

まるで、おかしな人を見るような表情で

お客さんはそそくさと帰っていった。

そりゃそうだ。

私だって、この状況、まったく理解できないし。

誰もいなくなった店内で、もう一度鏡をじっくりと見る。

薄いベージュのコットンブラウス。

濃いグリーンのワイドパンツ。

髪はまとめて、つまみ細工のヘアクリップに水引のポニーフック。

指にネイルはしてないけど、キレイに手入れしてある。

誰なの、一体?


※続きは音声でお楽しみください。

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