Home
Categories
EXPLORE
True Crime
Comedy
Society & Culture
Business
Sports
History
News
About Us
Contact Us
Copyright
© 2024 PodJoint
00:00 / 00:00
Sign in

or

Don't have an account?
Sign up
Forgot password
https://is1-ssl.mzstatic.com/image/thumb/Podcasts125/v4/77/04/36/770436da-faa9-41fa-e048-79adfc3ceddb/mza_10310504490034064130.jpg/600x600bb.jpg
自己言及的存在論講義
inter-esse
9 episodes
6 days ago
この講義は、現在制作中の自己言及的存在論を、制作者自身が紹介するものです。自己言及的存在論という呼称は、ほとんどの人がはじめて耳にするものだと思います。存在論は、そもそも自己言及性を素質としてもっています。あらゆる存在者の存在を究明する存在論それ自身がひとつの存在者だからです。この秘められた可能性を顕在化させることができれば、存在論は、ひとつの存在者である自己の存在をみずから根拠づけることが可能になります。おのれ自身を根拠づける存在論、それこそはハイデガーが不可能と断じ、その不可能性を土台にして『存在と時間』をつくりあげた当の根源的な存在論です。自己言及的存在論には、ハイデガー哲学の源泉にある根源的存在論の不可能性を可能性に転じるとともに、不可能性に頭を抑えつけられている現状から哲学を脱却させるという希望が託されています。 塚原誠司 1944年東京生まれ。1967年、早稲田大学文学部西洋哲学科卒業。労働運動系広報誌の編集者、塾講師、警備員などをやりながら哲学を探求してきた。
Show more...
Philosophy
Society & Culture
RSS
All content for 自己言及的存在論講義 is the property of inter-esse and is served directly from their servers with no modification, redirects, or rehosting. The podcast is not affiliated with or endorsed by Podjoint in any way.
この講義は、現在制作中の自己言及的存在論を、制作者自身が紹介するものです。自己言及的存在論という呼称は、ほとんどの人がはじめて耳にするものだと思います。存在論は、そもそも自己言及性を素質としてもっています。あらゆる存在者の存在を究明する存在論それ自身がひとつの存在者だからです。この秘められた可能性を顕在化させることができれば、存在論は、ひとつの存在者である自己の存在をみずから根拠づけることが可能になります。おのれ自身を根拠づける存在論、それこそはハイデガーが不可能と断じ、その不可能性を土台にして『存在と時間』をつくりあげた当の根源的な存在論です。自己言及的存在論には、ハイデガー哲学の源泉にある根源的存在論の不可能性を可能性に転じるとともに、不可能性に頭を抑えつけられている現状から哲学を脱却させるという希望が託されています。 塚原誠司 1944年東京生まれ。1967年、早稲田大学文学部西洋哲学科卒業。労働運動系広報誌の編集者、塾講師、警備員などをやりながら哲学を探求してきた。
Show more...
Philosophy
Society & Culture
https://d3t3ozftmdmh3i.cloudfront.net/production/podcast_uploaded/1531184/1531184-1552179223184-4e5eecc3b2b57.jpg
「自己言及的存在論講義」第三回 「我欲す」とマルクス
自己言及的存在論講義
47 minutes 57 seconds
6 years ago
「自己言及的存在論講義」第三回 「我欲す」とマルクス

今回は、大学卒業後、労働運動系の定期刊行物の編集をしながら、全共闘運動を取材しているうちに、その運動のうちに自己言及的なものを見いだし、そこから自己言及的な学問といったものを着想したことがひとつのテーマになっています。そうしたことを説明するために、竹内洋『丸山眞男の時代』を使わせてもらいました。このときの着想が自己言及的存在論の萌芽となりました。

もうひとつは、当時読んでいたマルクス『資本論』の価値形態論への批判です。商品と貨か幣の関係の問題は、形式的にいうと、対称的かつ非対称的な関係はいかにして可能か、という問題ですが、そのことが価値形態論の論理に即して示されます。また、その問題へのひとつの解決策として、貨幣を自己言及的存在者として提示する試みも提示しています。


塚原誠司 1944年東京生まれ。1967年、早稲田大学文学部西洋哲学科卒業。労働運動系広報誌の編集者、塾講師、警備員などをやりながら哲学を探求してきた。

自己言及的存在論講義
この講義は、現在制作中の自己言及的存在論を、制作者自身が紹介するものです。自己言及的存在論という呼称は、ほとんどの人がはじめて耳にするものだと思います。存在論は、そもそも自己言及性を素質としてもっています。あらゆる存在者の存在を究明する存在論それ自身がひとつの存在者だからです。この秘められた可能性を顕在化させることができれば、存在論は、ひとつの存在者である自己の存在をみずから根拠づけることが可能になります。おのれ自身を根拠づける存在論、それこそはハイデガーが不可能と断じ、その不可能性を土台にして『存在と時間』をつくりあげた当の根源的な存在論です。自己言及的存在論には、ハイデガー哲学の源泉にある根源的存在論の不可能性を可能性に転じるとともに、不可能性に頭を抑えつけられている現状から哲学を脱却させるという希望が託されています。 塚原誠司 1944年東京生まれ。1967年、早稲田大学文学部西洋哲学科卒業。労働運動系広報誌の編集者、塾講師、警備員などをやりながら哲学を探求してきた。