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聴く基礎金融英語 Basic English for Finance 【金融と英語にガッツリ取り組む欲張りな講座です】
Tatsuaki Shiomi
7 episodes
4 days ago
この講座は、金融の基礎的な知識とそこで使われる金融英語との両面からがっちり取り組もうという、一粒で二度おいしい、よくばりなラジオ講座です。もちろん、私が担当している別の講座では、経済・社会系を中心とした英語の文章を題材に、「分析的に読むこと」を皆さんといっしょにやっていますが、この金融基礎英語でも、「分析的に読む」基本的なスタンスは同じです。「そうなっていますからとにかく覚えてください」ではなく、できるだけ「なぜ、そうなっているのか」からお話して行きます。 この講座の対象となる方々は2つと考えています。まず、第一に、金融業界にお勤め、もしくは企業財務にかかわる仕事をされており、かつ、これから、英語で仕事をする必要がある方々です。もちろん、こうした方面で、将来、仕事をしたいと考えている方、学生さんも含まれるでしょう。もうひとつは、翻訳のお仕事をされている方々です。翻訳業界では、AI・機械翻訳で仕事がなくなるのではということがよく聞こえてきますが、AI翻訳、機械翻訳全盛の現在でも、金融ビジネスの分野では、いまだに人間の翻訳家が必要となります。
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この講座は、金融の基礎的な知識とそこで使われる金融英語との両面からがっちり取り組もうという、一粒で二度おいしい、よくばりなラジオ講座です。もちろん、私が担当している別の講座では、経済・社会系を中心とした英語の文章を題材に、「分析的に読むこと」を皆さんといっしょにやっていますが、この金融基礎英語でも、「分析的に読む」基本的なスタンスは同じです。「そうなっていますからとにかく覚えてください」ではなく、できるだけ「なぜ、そうなっているのか」からお話して行きます。 この講座の対象となる方々は2つと考えています。まず、第一に、金融業界にお勤め、もしくは企業財務にかかわる仕事をされており、かつ、これから、英語で仕事をする必要がある方々です。もちろん、こうした方面で、将来、仕事をしたいと考えている方、学生さんも含まれるでしょう。もうひとつは、翻訳のお仕事をされている方々です。翻訳業界では、AI・機械翻訳で仕事がなくなるのではということがよく聞こえてきますが、AI翻訳、機械翻訳全盛の現在でも、金融ビジネスの分野では、いまだに人間の翻訳家が必要となります。
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基礎金融英語 Basic English for Finance No.5 --- 銀行イノベーション:マネーを産み出すマジックへの道のり
聴く基礎金融英語 Basic English for Finance 【金融と英語にガッツリ取り組む欲張りな講座です】
20 minutes 46 seconds
2 years ago
基礎金融英語 Basic English for Finance No.5 --- 銀行イノベーション:マネーを産み出すマジックへの道のり

基礎金融英語

Basic English for Finance (5)

銀行イノベーション:マネーを産み出すマジックへの道のり


● ロンドンシティの中心地はなぜ北イタリアの地名なのか

  ロンドンの金融街、シティの中心は、イングランド銀行から東に向かう300メートルほどの通り、「ロンバルディア街」。これは、かつて、北イタリア、ロンバルディア出身の金融業者が軒を並べたのが起源。


● なぜ銀行はbankというか?

  北イタリアの都市、ヴェネツィア、ジェノヴァ、フィレンツェなどの広場に、金融業者たちが貨幣の交換台、小卓(banco)を置いて商売をやっていたのがbankの起源。


【例文】

bank : 

late 15c., originally "money-dealer's counter or shop," from Old Italian banca and also from French banque (itself from the Italian word), both meaning "table," from a Germanic source (such as Old High German bank "bench, moneylender's table"), from Proto-Germanic *bankiz- "shelf," *bankon-. The etymological notion is of the moneylender's exchange table.

https://www.etymonline.com/


note:

・Old High German:古高ドイツ語。8世紀ごろから11世紀半ばまで続いたドイツ中南部の西ゲルマン語。

・Proto-Germanic:ゲルマン祖語。ドイツ語、英語、オランダ語、デンマーク語、ノルウェー語、スウェーデン語、アイスランド語などの祖先の言語。


● 重要な銀行イノベーション ─ 口座管理、複式簿記、信用状の発行

  現代の銀行でも、現金の取扱のオペレーションはもちろんやっているが、はるかに金額的に大きいのは、顧客の預金口座(current account)上のオペレーション。これは、現物ではなくて、紙の上、より正確に言えばコンピューター上の情報となる。情報をベースに本格的に金融ビジネスを行うようになったのが、ロンバルディアの金融業者。さらに、自社の状況を複式簿記(double-entry bookkeeping system)により管理し、また、顧客のaccountに残高があることを前提に信用状(Letter of Credit, L/C)を発行。


● マネーの創造にまつわる2つの誤解


【例文】

Two misconceptions about money creation

The vast majority of money held by the public takes the form of bank deposits. But where the stock of bank deposits comes from is often misunderstood. One common misconception is that banks act simply as intermediaries, lending out the deposits that savers place with them.

...

“Money creation in the modern economy”, Bank of England, 2014


note:

・intermediaries:仲介者、中間者、手段

・lending out < lend out:貸し出しをする、貸し出す

・place:~をwithに出す。 eg. place an order with a shoe store「靴屋に注文を出す」


  イングランド銀行は、マネーの創造に関して、2つの誤解があると説明している。ひとつは、銀行は、預金者から預かった金を元手に貸付に回している、仲介者であると考えられている点。もうひとつは、経済学で説明される「貨幣乗数理論」(money multiplier theory)であり、これらは、現実にマネーが生れるプロセスを正確に表していないと述べている。

聴く基礎金融英語 Basic English for Finance 【金融と英語にガッツリ取り組む欲張りな講座です】
この講座は、金融の基礎的な知識とそこで使われる金融英語との両面からがっちり取り組もうという、一粒で二度おいしい、よくばりなラジオ講座です。もちろん、私が担当している別の講座では、経済・社会系を中心とした英語の文章を題材に、「分析的に読むこと」を皆さんといっしょにやっていますが、この金融基礎英語でも、「分析的に読む」基本的なスタンスは同じです。「そうなっていますからとにかく覚えてください」ではなく、できるだけ「なぜ、そうなっているのか」からお話して行きます。 この講座の対象となる方々は2つと考えています。まず、第一に、金融業界にお勤め、もしくは企業財務にかかわる仕事をされており、かつ、これから、英語で仕事をする必要がある方々です。もちろん、こうした方面で、将来、仕事をしたいと考えている方、学生さんも含まれるでしょう。もうひとつは、翻訳のお仕事をされている方々です。翻訳業界では、AI・機械翻訳で仕事がなくなるのではということがよく聞こえてきますが、AI翻訳、機械翻訳全盛の現在でも、金融ビジネスの分野では、いまだに人間の翻訳家が必要となります。