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なんでも倫理
ASー動物と倫理と哲学のメディア
43 episodes
3 days ago
色々なことを、倫理的な観点から考えてみるポッドキャスト。 AS-動物と倫理と哲学のメディアのメンバーが運営しています。 ご質問やご感想はSNSで募集しています。 ASのアカウントをメンションの上ご投稿いただけると嬉しいです! -------- X: @animotethics instagram: @animotethics LISTEN: https://listen.style/p/animotethics?nxDrdoma --------
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色々なことを、倫理的な観点から考えてみるポッドキャスト。 AS-動物と倫理と哲学のメディアのメンバーが運営しています。 ご質問やご感想はSNSで募集しています。 ASのアカウントをメンションの上ご投稿いただけると嬉しいです! -------- X: @animotethics instagram: @animotethics LISTEN: https://listen.style/p/animotethics?nxDrdoma --------
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#24-1 ヴィーガンになるべきか?:その卵の生産過程を知っていますか?ー工場畜産の現状
なんでも倫理
32 minutes 58 seconds
10 months ago
#24-1 ヴィーガンになるべきか?:その卵の生産過程を知っていますか?ー工場畜産の現状

今回から新シリーズ!「ヴィーガンになるべきなのか」について考えます。 初回のテーマは「工場畜産の現状」です。 みなさんは身の回りの畜産物の生産方法についてどれくらいご存じでしょうか? 採卵鶏の例を中心にしながら、飼育や処理の問題点、畜産動物の規模などについて紹介します。

次回以降は、これを出発点に、倫理学の代表的な理論はこの現状をどう評価するのか、個人の動物性製品の消費については何が言えるのかなどについて考えていきます。

飼育の問題点 / 正常行動が制限される / 痛みを伴う処置が多く、麻酔なしで行われることが多い / 病気や怪我の発生率が高い / 輸送中の特に劣悪な環境 / 屠畜前の処理方法と屠畜そのものの方法が悪い / 非常に混雑し、汚れた生活環境 / 他の動物たちについても少し / あなたのペットが同じ目に遭っていたら? / 畜産動物の数 / 現状を変えるためにできること



参考文献

  • 新村毅編『動物福祉学』(昭和堂, 2022年)〔2024年に増補版も出ているが今回のポッドキャストでは最初の版を参照している〕

  • 採卵鶏の飼育面積

    • 2021年の一般社団法人日本養鶏協会報告「わが国における採卵鶏ケージ飼育の実態」:https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/2010938048.pdf 

      • 2018年1月-2019年10月に飼育されていた合計125群鶏

      • アンケート用紙は, 16道県14養鶏場の125鶏群の成績として回収することが出来た(配布養鶏場数に対する回収率は48%)。

      • 群あたりの飼育羽数:1-13.3万羽

      • 結果、すべての群が1羽あたり470cm2で飼育

    • [公益社団法人 畜産技術協会]「採卵鶏の飼養実態アンケート調査報告書」(2014年):https://jlta.jp/test/wp-content/uploads/2023/12/factual_investigation_lay_h26.pdf

      • 420件中377件、90%が550cm2未満.約半分が430cm2未満

    • 採卵鶏の体の大きさ:成鶏(23週)胴の長さが20.7cm

      • 岡山畜産協会「鶏の成長過程における鶏体各部の大きさ」https://okayama.lin.gr.jp/tikusandayori/s3705/tks05.pdf

    • A4紙でも623.7cm2。B5紙で467.74cm2

    • 日本の採卵鶏のほとんどがB5サイズのスペースで一生を過ごす

  • 採卵鶏の骨折率が高い

    • Farmed bird welfare science review: https://agriculture.vic.gov.au/livestock-and-animals/animal-welfare-victoria/livestock-management-and-welfare/farmed-bird-welfare-science-review 

  • 輸送の問題

    • アニマルライツセンター「採卵鶏 あまりにむごい最後の一日。屠殺場での長時間放置」https://www.hopeforanimals.org/eggs/chickens-are-left-for-long-hours-before-slaughtering/ 

    • アニマルライツセンター「出荷時における鶏への暴力-関係機関の対応」: https://www.hopeforanimals.org/eggs/482/ 

    • 厚生労働省(2018年):食鳥処理場における鶏の保管状況に関する調査の結果について: https://www.hopeforanimals.org/wp-content/uploads/2019/03/%E3%80%90%E5%8E%9A%E5%8A%B4%E7%9C%81%E3%80%91%E8%AA%BF%E6%9F%BB%E7%B5%90%E6%9E%9C%E9%80%9A%E7%9F%A5.pdf

  • 屠殺の問題

    • https://www.hopeforanimals.org/eggs/chickens-are-left-for-long-hours-before-slaughtering/ 

    • 厚生労働省(2018年):食鳥処理場における鶏の保管状況に関する調査の結果について: https://www.hopeforanimals.org/wp-content/uploads/2019/03/%E3%80%90%E5%8E%9A%E5%8A%B4%E7%9C%81%E3%80%91%E8%AA%BF%E6%9F%BB%E7%B5%90%E6%9E%9C%E9%80%9A%E7%9F%A5.pdf

    • アニマルライツセンター「環境省、厚生労働省、国会議員に事前の意識喪失なしの屠殺禁止を求め、あなたの声を届けてください」: https://www.hopeforanimals.org/ban-cruel-slaughter/

  • 世界全体の畜産動物の数(屠殺数)

    • Global Animal Slaughter Statistics & Charts: https://faunalytics.org/global-animal-slaughter-statistics-and-charts/ 

  • 日本の畜産動物の数

    • 採卵鶏飼養羽数(令和6年)170,776,000羽(種鶏含む)

    • ブロイラー飼養羽数(令和6年)144,859,000羽

    • 豚(令和6年確報)8,798,000頭

      • 「畜産統計調査 令和6年確報」https://www.e-stat.go.jp/stat-search/files?page=1&layout=datalist&toukei=00500222&tstat=000001015614&cycle=7&year=20240&month=0&tclass1=000001020206&tclass2=000001223340 

  • ケージ飼育の割合(出典:アニマルライツセンター「日本のケージフリー飼育の鶏の割合は1.11%、ケージ飼育が98.89%(2023年調査結果)」: https://arcj.org/issues/animal-welfare/1percent-cage-free/#:~:text=%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%AE%E3%82%B1%E3%83%BC%E3%82%B8%E3%83%95%E3%83%AA%E3%83%BC%E9%A3%BC%E8%82%B2,%E8%AA%BF%E6%9F%BB%E7%B5%90%E6%9E%9C%EF%BC%89%20%2D%20%E3%82%A2%E3%83%8B%E3%83%9E%E3%83%AB%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%84%E3%82%BB%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%BC )

  • ケージフリー飼育のリスク

    • ケージ飼育の死亡率は変化していない(上昇している)が、ケージフリーでの死亡率は年々下り、ケージを下回っている

      • Schuck-Paim, C., Negro-Calduch, E., & Alonso, W. J. (2021). Laying hen mortality in different indoor housing systems: a meta-analysis of data from commercial farms in 16 countries. Scientific reports, 11(1), 3052. https://doi.org/10.1038/s41598-021-81868-3

      • 「従来型のケージ飼育を除き、各システムでの経験が蓄積されるにつれて死亡率は徐々に低下することが示されています。2000年以降、ケージフリーの鶏舎での経験年数が増えるごとに、累積死亡率は平均0.35~0.65%低下しており、近年ではケージ飼育とケージフリーのシステム間で死亡率に違いは見られません。経営に関する知識が進歩し、遺伝学が最適化されるにつれ、ケージフリーの飼育方法に移行する新しい生産者は、さらに速いペースで死亡率が低下する可能性がある。我々の結果は、ケージフリーの生産方法では死亡率が本質的に高いという考えに反対するものである。」(要旨より)

    • 値段が高いと言うが・・・・

      • 放牧・放し飼い・フリーレンジとケージフリーは異なる。ケージフリーは必ずしも運動場を設置するとは限らず鶏舎内で鶏たちが運動できるようにしたエイビアリーシステムなどもある。このタイプだとフリーレンジよりも多くの羽数を飼育できるため1羽あたりの生産コストが下がる。フリーレンジだと1玉100円くらいする卵も売られているが、ケージフリー・平飼い卵の場合、それほど価格が高くなるわけではない。

      • 例えば2024年12月時点でイオン・トップバリュ平飼いたまご 10個入は398円(税込価格429.84円)で販売されている(https://www.topvalu.net/ge_hiragaitamago/)これはMサイズ卵の6年間平均価格(https://www.jz-tamago.co.jp/business/souba/monthly/ )の1.89倍、Mサイズ卵2024年の最高値314円の1.26倍ほど。

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