
今年2月1日に開催された、動物倫理かいぎ創立記念イベントの発表内容を、登壇者ご本人にシェアしていただくシリーズ!第四弾のゲストは、早稲田大学の中村涼さんと北海道大学の清水颯さん。
哲学・倫理学の大家カントの義務論では、現代の動物の扱いについて何と言えるのか、共同発表の内容をお話しいただきました!
カントは、義務の直接の対象は人間だけとしながら、動物を残虐に扱ってはいけないとも論じています。果たしてその心は?
そして当日のご発表にはなかった、カント義務論から着想を得た動物と人間の現代の関係の新しい見方(希望…!)についてもお話しいただきました。
ぜひ最後までお聴きください。
次回後半ではご発表内容をもとに、お二人のご研究内容や、カント義務論と動物倫理の関係などを深掘りしていきます。
ご意見・ご感想は@animotethicsをメンションの上ご投稿ください!投稿のシェアもぜひよろしくお願いいたします。
最近の動物倫理かいぎの活動 / カントってどんな人? / 「義務を負う」とは? / カントは熱い理想主義者 / 「動物に対する義務はない」!? / 理性を持った存在だけが義務を課せる / 動物をモノとみなす / 動物を残虐に扱うことは人間の品格を貶める / 理性ってそんなに信頼できるのか / カントは現代の動物実験の歯止めにはならなさそう / 動物倫理にとって物足りないけど意味はある / カント的なロジックをひっくり返してみたら…→希望?
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各種リンク
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ASのポッドキャスト「#24-2 ヴィーガンになるべきか?:三大理論を学んで工場畜産を評価してみよう」
応用倫理
CHAIN(北海道大学人間知×脳×AI研究教育センター)