【番組の主旨】
• 地域密着のマーケティング、いわゆる「ご近所マーケティング」に焦点を当てている。
• 小規模店舗や個人経営のビジネスが地域で繁盛することを目的とし、それがひいては地域・日本全体の活性化につながるというビジョンを語っている。
【今回(シーズン2 第4回)の主なポイント】
1. 前回の復習(3つの質問)
• 住民データの取り方:「JAスタッドマップ」などを活用。
• 最初にやるべきこと:店の客層・来店パターンを把握する(例:平日と週末の違い)。
• チラシ以外の販促方法:看板の活用。特に、視認性を意識した設置が重要。
2. 看板の重要性
• コンビニ勤務時代は看板を軽視していたが、独立後にその重要性を痛感。
• 看板は「誰に向けて見せるか」を意識することが極めて重要。
• 客層は以下の4種類:
• 通りすがりの歩行者
• 通りすがりの車
• 近所に住んでいる人
• 近所に働いている人
→ それぞれに適した看板の場所・メッセージがある。
3. 今後の番組展開
• 実際にサポートを受けた店舗のオーナーをゲストに迎え、対談形式でリアルな声を届ける予定。
• 例:お蕎麦屋さん、整体院、コンビニのオーナー
• 社内メンバー(例:名波さん)も登場予定。
• ご近所マーケティング株式会社=泉裕之、というイメージをより身近に感じてもらうための仕掛け。
【まとめ・メッセージ】
• 看板一つとっても、目的やターゲットによって設計を変える必要がある。
• 無料相談や個別セッションも受け付けているので、気軽に活用してほしい。
• 地域のお店が繁盛することは、そのまま地域の活性化、日本全体の元気につながる。
泉裕幸氏の「ご近所マーケティング」シリーズ第2弾・第3回目の放送では、地域密着型ビジネスの重要性について詳しく語られました。主なポイントは以下の通りです。
お客様が商品やサービスに差を感じない場合、店舗選びの基準は「近さ」。だからこそ、ご近所の人にまず知ってもらうことが集客の第一歩になります。また、店舗側から見ても、来店がない理由は「知られていないから」。まずは近所にいる人たちに知ってもらう努力が大切です。
よくある質問としては、
1. 近所のデータはどう取る?
総務省の「J-STAT MAP」を使えば、無料で簡単にエリア別の住民データを取得可能です。
2. マーケティングを始める第一歩は?
自分の店のお客様を把握することが最優先。例えば、土日と平日で客層が違うなら、その違いを観察し、商品やサービスの調整に活かすべきです。
3. 地域に合った販促とは?
ポスティングなどに加え、「看板」の見せ方が重要。通行人や住民が自然に目にする場所に、視認性の高い看板を設置することで、無意識に認知を高められると強調されました。
泉氏は、「ご近所を知り、活かすこと」が繁盛のカギであり、それが地域の活性化、日本全体の元気につながると訴えています。
シーズン2第2回(通算第15回)のポッドキャストでは、2024年を振り返り、自社が自信を持てるようになったご近所マーケティングの3つの継続成果を報告しました。
1.駅前商店街の店舗
コロナ前の客数回復に悩むこの店舗では、既存顧客の分析とターゲット設定を行い、その顧客に刺さるチラシを定期配布。施策開始から2ヶ月目で前年比150%以上の客数増加を達成し、そのまま9ヶ月間継続。チラシ配布終了後も客数が落ちず維持され、「一度上がった成果が自走する」手応えを得ました。
2.蒲田の整骨院
同様の集客手法で客数を維持しつつ、人的キャパ限界から売上が伸び悩んでいたため、先生と共に「顧客目線で元気になれる新サービス」を提案。結果、客単価が500円アップし、月間売上が50万円増加。ご近所マーケティングにより「提供者視点」から「顧客視点」への思考転換が実現し、限られた人的資源で効率的に売上を伸ばせることを証明しました。
3.コンビニチェーン
パート3名が1年間かけて取り組んだ結果、年間で累計3650人、1日あたり平均10人の新規顧客獲得を達成。全国的に客数減少が続く中、近隣のお客様をしっかり囲い込める手法として、その有効性が改めて明らかになりました。
これらの事例から「コンビニが教えてくれたご近所マーケティングの正しさ」を確信し、2025年はリスナーの皆さんに手法を広めることを目標に設定。具体的な協力依頼として、
1.お知り合いの悩みを抱える方へご案内
2.企業や仲間向けの初回無料セミナー開催(30〜120分、オンライン/リアル)
3 .セミナーを探す担当者へのご紹介依頼
の3点を提示しました。
さらに、前回放送で紹介した「ブランドロイヤリティによる既存商売の優位性」と、セブン‐イレブン本部が推奨する「四葉のクローバー作戦」(近所への個別挨拶)にも言及。新聞折込だけでは得られない、ユニフォーム着用でのピンポン挨拶が立ち上がりを大きく高めること、そして「顧客が店舗を選ぶ最重要理由は“近い”こと」であるというデータを再確認しました。コスト制約のある小規模店舗ほど、距離と接触頻度を絞った告知を優先すべきという結論で、今年も日本の店舗ビジネスを元気にするノウハウ提供を約束して番組を締めくくりました。
第2シーズン第1回(通算14回)ポッドキャストは、2024年度前年比215%の成長を達成し、横浜ビジネスグランプリでの受賞などの成果を挙げました。2025年度は、ご近所マーケティングの有効性が確認されたことを受け、売上目標を2400万円に設定。具体的には、年間20件以上の取り組み、動画販売120本以上、コミュニティ会員150人増加、講演会12回開催を計画しています。また、小規模多店舗企業での実証実験やビジネスコンテストへの参加を通じて、さらなる普及と拡大を目指しています。
第13回ポッドキャストは、ご近所マーケテイングが、先ずご近所から潜在顧客を新規客として集客し、その新規客を自然に高リピート客になっていただき、リピート継続していただく中で、客単価もお客さまから買いたいと言っていただき単価アップできた成功事例の紹介で具体的にお伝えします。また他のマーケティング手法との比較内容をお伝えし、小規模店舗の経営者の方にどの手法が向いていると提案させて貰ってます。
第12回ポッドキャストは、SNSの普及により情報発信が広範囲に可能となった現代において、従来のご近所マーケティングの有効性を再評価しています。地域密着型のアプローチとオンラインでの情報拡散の違いや、それぞれの利点について詳しく解説し、現代のマーケティング戦略における最適な手法を探求します。
第11回のポッドキャストでは、横浜にある三ツ境商店街のそば処角よしさんで取り組んだご近所マーケティングの事例を紹介、創業75年のお店ですが、ご近所の住民の把握は感覚のままの状態でした。数値での実態把握と現地確認することで、今まで気づかなかった多くに気づきをえて、近所からの集客に自信を持って取組み、配布翌月から半年前年対比150%以上の客数の伸びという成果を出されました。その効果にはお店の驚かれ大きな自信を得られました。
第10回のポッドキャストでは、泉 裕幸氏が、移動販売の成功事例を紹介しながら、現地確認の重要性についてお話しします。焼き芋販売で成功した浅見猪子さんは、人の流れを把握し、最適な場所と時間を選んで販売しています。駅から家へ帰る人の動線や、公園など人が集まる場所を狙うことで、売上を伸ばしているのです。
また、私自身も大津の四つの駅周辺を実際に歩き、データと現地の様子を比較しました。例えば、JR大津駅周辺には多くの士業の事務所があり、駅前のスーパーでは惣菜が入口近くに配置されていました。これは、働く人が昼食を買うニーズが高いためと考えられます。
このように、データを活用しながら現地を確認することで、より正確な商圏分析が可能になります。皆さんもぜひ、自分の商圏をデータと現地の両方から分析し、ビジネスに活かしてみてください。
第9回のポッドキャストでは、泉裕幸氏が「ご近所マーケティング」の特徴と戦略について解説し、横浜の焼肉店を支援した事例を紹介しました。この事例では、店舗周辺350メートル圏内の地域密着型マーケティング戦略を立案し、チラシ配布を中心とした施策を実施。顧客分析と地域分析を組み合わせることで、高い費用対効果を目指しました。
特に、単身の若い男女をターゲットに、立ち食い焼肉店のチラシを作成し、店舗周辺の単身者向けアパートに配布する戦略を採用しました。このアプローチにより、ターゲット顧客への効果的なアプローチが可能となりました。
第8回のポッドキャストでは、泉裕幸氏が「ご近所マーケティング」の視点から、通勤・通学動線と買い物動線の重要性について詳しく解説しました。特に、店舗から半径350メートル圏内の人の流れを調査する方法と、その結果が店舗の繁盛にどのような影響を与えるかを具体的に説明しています。また、買い物動線を理解することが、特定地域の住民の動向を把握するための有効な手段であることを強調し、実践的なアプローチを提案しています。
さらに、これらの動線分析を活用した効果的な広告戦略や、地域特性に合わせたマーケティング手法についても触れ、店舗運営者が直面する課題に対する具体的な解決策を提供しています。
第7回のポッドキャストでは、泉裕幸氏が通勤・通学および買い物の「動線」が店舗の宣伝効果に与える影響について詳しく解説しています。特に、駅周辺の人口と乗降客数の差異に注目し、大津京駅や膳所駅など、同じエリア内でも人の流れに違いが生じる背景を分析しています。
さらに、店舗前を通行する人々に効果的にアピールする方法として、看板の設置についても詳しく説明。歩行者への訴求力を高める「袖看板」の活用法や、看板の向きや設置場所による宣伝効果の変化について解説しています。通勤と買い物、それぞれの動線を理解し、店舗の存在感を高めるためのコツを知りたい方は、ぜひお聴きください。
第6回のポッドキャストでは、泉裕幸氏が「ご近所マーケティング」における「二刀流分析」の重要性を解説しました。この手法は、顧客分析と商圏分析を組み合わせることで、より効果的なマーケティング戦略を構築するものです。具体的には、店舗から半径350メートル圏内で最も売れている商品の購入者の少なくとも性別、年齢を特定し、同エリアの人口構成や世帯数、居住形態を分析します。これらのデータを組み合わせることで、店舗の立地特性を明確にし、ターゲット顧客へのアプローチを最適化する方法を提案しています。
第5回のポッドキャストでは、泉裕幸氏が「ご近所マーケティング」の視点から、店舗周辺350メートル圏内に住んでいる人にフォーカスして分析の仕方を解説しました。この範囲内を把握し、顧客分析で分かったお店を一番評価・支持してくれている客層と同じ客層がどの位いるのか把握することの大切さを伝えています。この商圏分析はお店の人の本分ではないので、その価値を理解したのなら、面倒くさいことはご近所マーケティングに依頼し、その分析結果を活用し成果をあげることと提案しています。
第4回のポッドキャストでは、泉裕幸氏が「ご近所マーケティング」の視点から、店舗周辺350メートル圏内のマーケティングの重要性を解説しました。この範囲内の顧客数が十分であり、小規模店舗でも成功できることを強調しています。実施することは2つで、お店のお客様を知り、ご近所を知る。お客さまを知るとは、お店を一番評価・支持してくれいる客層を大体でなく明確にする。350メートル圏内のマーケティングを制することの重要性を再確認する内容となっています。
第3回のポッドキャストでは、泉裕幸氏が「ご近所マーケティング」の視点から、店舗周辺の350m圏内の人口のボリュームに説明をしています。各店舗の来店客数と350m圏内の住んでいる人に絞って実施しても、来店していない住民の多さを把握することで、取り組むポテンシャルの高さを示してます。残余数・残余率の説明をしています。そして、残余数の住民が何故来ていないのかを「ご近所マーケティング」の視点からお教えしています。
第2回のポッドキャストでは、泉裕幸氏が「ご近所マーケティング」が350mに何故限定して展開するのか、その根拠を具体的に説明しています。
泉氏が前職時代にコンビニエンスストアが20年間続けていたお客様アンケートから分かった事実がベースになっています。ご近所マーケティング設立後、各種小規模店舗のお客様データがある店舗を実際に分析して分かった事実をもとに、特に駐車場のない小規模店舗は対象範囲が350m内で勝負できることを証明し、この手法をやっていないのであれば、他の手法を併せてこの手法も実施することを提案してます。
・この番組は、FMおおつのラジオ放送とインターネットサイマル放送で毎週金曜日14:00〜14:30、オンエアー(On the Air)中です。電波は周波数79.1MHzでお楽しみください。 インターネットサイマル放送は「FMプラプラ」(https://fmplapla.com/fmotsu/)なら全国どこからでもお楽しみいただけます。
・この番組は、「ご近所マーケティング株式会社」の提供でお送りしています。
・ご近所マーケティング株式会社への連絡先は、
〒220-0004 神奈川県横浜市西区北幸1-1-8 エキニア横浜5F TEL 045-550-7313 FAX 045-550-7379
第1回のポッドキャストでは、泉 裕幸氏が「ご近所マーケティング」とは、何かを分かりやすく説明してます。小規模店舗の方を対象にしていること。マーケティングを範囲を、店舗周辺の350mに限定すること第一ステップとして住んでいる人を対象に絞って良いことで、小規模店舗の方でも実施できる内容にしている。費用対効果が高く行える。また地域密着のマーケティングを為、お客さまとの距離は近くなり、口コミ等も広がりやすい等のメリットを具体的に伝え、できることから取組みことを提案してます。
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