《あらすじ》その頃、邦子が「幸楽」を訪れていた。邦子と久子が遺産相続権を放棄したことで、晴れ晴れとした思いのキミと勇は快く迎える。邦子は自分たちのためにも相続放棄してよかったとしみじみと話す。そこへ、久子がやって来た。相続を放棄したことで、計画が頓挫した健治が会社を辞めて家を出て行ったというのだ。