
聞け、闇を裂く声よ!この地の聖戦を!
ここは三宮橋、代々木四丁目、タバコという名の堕落したデブリが蔓延る煉獄 。
圧倒的な子供たちのアヴァロンの周縁 、僕は立つ。
公園の中は清められた結界 。だが、一歩外に出れば、ポイ捨てという名のオリジナル・シン。
すでに100本ものタバコという名のソウルスモークを拾った。
この静謐な住宅街で、僕はゴミに話しかけるモノローガーとなる。
知っているか?この地が背負うカルマを。
秒速5センチメートルの舞台。
桜の花びらが落ちる速度、秒速5センチメートル...
秒速5センチ! それは、青春の切なさではない。
それは、僕の動きの速度だ!
タバコが多すぎて、一向に前に進めない、このスタグネーション・カース。
まるで時が止まったかのように、僕は立ち尽くす。
かつて、僕の魂は福岡、半径数キロのケージに囚われていた。
移動は金銭とバリアに阻まれ、世界の遠さに絶望した。
だが、今。何の当てもないのに「よし、東京だ!」と、チェイン・オブ・フェイトを断ち切った。
そして問う。この活動の意味を。
「公園活動って何?」
それは、言語化という名のエンキャプチュレーションを拒む。
存在としての公園。
物理的な遊具ではない。僕こそが、シンボル 。
僕のいる場所は、イデオロギーの支配を受けないインクルーシブ・フィールド。
他者が問う意味など、虚無に等しい。
穴を掘って埋めるだけのヴォイド・システム を創造する者たちよ。
僕はレジャーシートを敷き、ディメンション・シフトを創り出す 。
それが、この公園活動という名の異界を、世間に示すための輪郭だ。
アートのコンテクストで語られる時、僕の存在は初めて、彼らの視覚に捉えられる。
このホーミング・ゾーンで、人々は意味を見出しても、見出さなくてもいい。
ただ、そこに「ある」こと。それが、僕のファイナル・アンサー。
メンバーシップは、この活動を継続させるためのライフ・ブラッド。
応援したい、そのピュア・モチベーションだけで十分。
リターンを求め、ギアスせんとする者は、課金するべきでない。僕は、誰のクライアントでもない。後援者がいるだけだ。
迷子になろうとも 、方向音痴であろうとも この暖色に灯る街灯の下 、僕は歩き続ける。
ゴミを拾い、独り言を吐くアザーとして。
さあ、行け。僕の存在が、既に公園だ。
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▼上水優輝(うえみずゆうき)