
お恥ずかしながら、パーソナリティの2人の目下のお悩みは「物忘れ」。編集者のてっちゃんが「漢字が思い出せない」と嘆いたと思ったら、医師のくろさんに至っては「薬の名前が出てこない」と言い出す始末。いやいや、この2人ちゃんと仕事やっていけてんの? と不安に思われるリスナーの方も多いかもしれません。でも大丈夫。ネットで調べたらちゃんと思い出しますのでご安心ください(そのせいでますます覚えられなくなっている説)。
と、まあこんな感じで年齢を重ねるにつれ記憶力の低下も実感しつつあるわけですが、物忘れと聞いて心配になるのが認知症、じゃないですか? 実際、超高齢社会の日本において認知症の方の数は増加の一途をたどっており、国の統計によると2025年には730万人、2050年には1,000万人を突破すると見込まれているんです。もはや誰がなっても不思議ではないと言っても過言ではないかも。
そんな認知症について、今のうちから最低限のことは理解しておいた方がいいよね、ということで、今回から数回にわたり「シリーズ認知症」としてお届けいたします。初回はやっぱり気になる物忘れ、そして中核症状である認知機能障害を取り上げます。単なる物忘れと認知症の物忘れの違いはどう見極める? いざ家族や知人が認知症かもと思ったらどうする? といった身近で起こりうる問題を中心に、ゆるーく真面目に雑談します^_^