
岩手県大船渡市の山林火災は、2月26日の発生から5日が経過し、焼失面積は約2100ヘクタールに拡大しました。自衛隊のヘリコプターが上空から消火を続けていますが、延焼は続いています。山梨県や長野県でも山林火災が発生し、乾燥した気候や強風が影響して消火が難航しました。冬季の山火事は落ち葉の堆積や気候変動の影響で発生しやすく、火の取り扱いに注意が必要です。
■参考文献
岩手 大船渡 山林火災 赤崎町南側で被害拡大 夜を徹し消火活動 | NHKhttps://www3.nhk.or.jp/news/html/20250303/k10014737921000.html
長野 上田 山林火災 おおむね消し止められる あす消防が確認へ | NHKhttps://www3.nhk.or.jp/news/html/20250302/k10014737391000.html
山梨 山林火災 火勢弱まるも消し止められず消火活動続く見通し | NHKhttps://www3.nhk.or.jp/news/html/20250303/k10014737861000.html
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■ちーがくん
(地学コンテンツクリエイター/気象予報士)
地学を研究し、発信する大学院生。高校地学で実感した「地学教育の空洞化」を食い止めるために高校3年生で理転し地学専攻へ。大学1年時から発信を開始。月5.5万PVを超えるブログ「ちーがくんと地学の未来を考える」を運営。X(旧Twitter)では地学ニュースの発信に加え、地学図解を投稿。フォロワーは1.5万人を超える。発信の傍ら、大学4年時には気象予報士試験に合格。現在は大学院で気象災害の予測精度向上に関する研究を行っている。
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