
岩手県大船渡市の山林火災は発生から2日が経過した2月28日も延焼が続き、焼失面積は約1200ヘクタールに拡大しました。消防隊員1800人以上が消火活動を行っていますが、リアス式海岸の複雑な地形や乾燥した気象条件が消火を難航させています。3月1日は強風が予想され、市は避難指示の範囲を拡大しました。
■参考文献
岩手 大船渡の山林火災 消火難航“リアス式の海岸線”など要因 | NHKhttps://www3.nhk.or.jp/news/html/20250228/k10014736151000.html
=出演者情報=
■ちーがくん
(地学コンテンツクリエイター/気象予報士)
地学を研究し、発信する大学院生。高校地学で実感した「地学教育の空洞化」を食い止めるために高校3年生で理転し地学専攻へ。大学1年時から発信を開始。月5.5万PVを超えるブログ「ちーがくんと地学の未来を考える」を運営。X(旧Twitter)では地学ニュースの発信に加え、地学図解を投稿。フォロワーは1.5万人を超える。発信の傍ら、大学4年時には気象予報士試験に合格。現在は大学院で気象災害の予測精度向上に関する研究を行っている。
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