
国は南海トラフ巨大地震の被害想定を見直し、3月末に公表予定です。2012年の想定では最悪の場合、死者32万人超、建物被害238万棟以上、経済損失220兆円とされましたが、避難対策の進展や災害関連死の増加を踏まえ、新たな推計を示します。地震の発生確率は30年以内で「80%程度」と引き上げられ、引き続き備えが求められています。
■参考文献
南海トラフ巨大地震 国は新たな被害想定を3月末めどに公表へ | NHK
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250218/k10014725351000.html
=出演者情報=
■ちーがくん
(地学コンテンツクリエイター/気象予報士)
地学を研究し、発信する大学院生。高校地学で実感した「地学教育の空洞化」を食い止めるために高校3年生で理転し地学専攻へ。大学1年時から発信を開始。月5.5万PVを超えるブログ「ちーがくんと地学の未来を考える」を運営。X(旧Twitter)では地学ニュースの発信に加え、地学図解を投稿。フォロワーは1.5万人を超える。発信の傍ら、大学4年時には気象予報士試験に合格。現在は大学院で気象災害の予測精度向上に関する研究を行っている。
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