
現在、5期13年を務める鳴本会頭は、地元の鳴本石材の創業者である。昭和48年に北木島で石材加工業を始めた。当時は、高度経済成長の真っただ中、100坪の工場で一日18時間働いたという。儲かってしょうがないので、あっという間に工場は手狭になり、200坪の第2工場を建設、昭和58年に鳴本石材株式会社を設立した。その後も業績は上向きで、平成元年、笠岡市茂平の工業用地、現在の地に、3500坪の新しい本社工場を構える。坪数の増加は、企業の成長が一番よくわかる、と鳴本会頭。会頭としての仕事は、なんといっても企業誘致と、笠岡諸島の日本遺産認定。豪快で楽しく、眼光鋭い会頭へのトップインタビューです