
美味しい練り天が大人気の中光商店、牛窓本店は観光客に、邑久駅前店は地元客を中心に多くの人が訪れる。創業は昭和26年、那須代表の祖父光行さんが始めた。牛窓の工場で作ったかまぼこ、ちくわ、ごぼう天、平天をスーパーに卸す製造卸業長く続く。転機は20年前、牛窓を襲った水害で工場が浸水、これをきっかけに自前の店舗販売ができないかと父光一さんが舵を切ったのだ。すでに仕事をしていた太郎氏も賛成し、初めての自社販売を始めた。何を作ればいいのだろう、どんなものが売れるのか、試行錯誤で10種類ほどの練り天からスタートした。牛窓本店の誕生である。「ちょっと持っていかれぇ」が口ぐせの初代、そして2代。客の喜ぶ顔と声が大好きだった。今はひとりで中光商店の味を追及する太郎代表、美味しさの秘密と3代の味の物語を那須太郎代表51歳にトップインタビューです。