
友達関係がただ処世術を発揮するだけの関係になってしまった現代で、承認欲求という落とし穴を避けて自己の統一性を確保するためには何が必要か?という話をします。
▼今回扱った書籍
『「個性」を煽られる子どもたち』
▼今回の目次
0:30 岩波ブックレット、読みやすくていいね。
1:30 「友達より優秀な外部記憶はない」ということ。何かひとつの「本当の個性」がもともと備わっているわけではないということ。
9:36 やさしい子=処世術に長けた子。処世術としてのぼかし表現。
19:25 友達がただ処世術を発揮するだけの関係になってしまっている。
28:13 その時々の自分の感情の発露を自分の個性と捉えてしまうと、それはいとも簡単に壊れてしまう。自分を支えるジャイロスコープが必要。
34:57 時間を超えた自己の統一性を思想(の言語化)によって実現する。
37:47 【次回予告】ダニエル・C・デネット「機械論と責任」(『心の謎から心の科学へ─自由意志』より)
▼この回を聴いてくれた人に聴いてほしい関連回
・第95回【閑話32─「ナンバーワンにならなくてもいい,もともと特別なオンリーワン」】
・第113回【41行目─ほうしんかいぎ!!!!】
▼「宿舎4階にて」とは?
文系大学生「谷」と理系大学生「大原」のユニットによるPodcast番組。同じ大学に通い、同じ宿舎の4階で出会った二人が、日々の「読書と葛藤」を語ります。
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