
自分の価値観で何かを選ぶこと、それは往々にして自分が傷つくことを伴う。しかし自分が何を望む人なのか、自分は何者かという問いはこの選択の連続によって答えが見えてくるのかもしれない。
▼今回扱った書籍
辻村深月『傲慢と善良』
▼あらすじ
婚約者・坂庭真実が姿を消した。その居場所を探すため、西澤架は、彼女の「過去」と向き合うことになる。架が惹かれた彼女の善良さ、その背後に潜む傲慢さを悟ったとき、ふたりの関係性は新しい一歩を踏み出す。
▼今回の目次
0:30 『傲慢と善良』の全体的な話。
3:30 大原の友達の話。純真無垢な友達に対して感じる違和感、もしくは嫌悪感、もしくは心配。
18:30 本編に入っていくよ。善良さと傲慢さを併せ持つひと。
26:00 「自分の価値観」は本当に「自分」の価値観ですか?
30:44 谷「泣いている赤ちゃんようなものな気がするんだよね」
35:35 悪意は巻き込まれて悟るもの。傲慢であることで巻き込まれることから遠ざかってしまう。
▼この回を聴いてくれた人に聴いてほしい関連回
・第60回【《アニメ回》『花物語』を語ろう─自分らしさを見つけるためには】
・第117回【43行目─「ひとりでいるのがこわくなるようなたくさんの友達よりも、ひとりでいてもこわくないと思わせてくれる何かと出会うことのほうが、うんと大事な気が、今になってするんだよね」】
▼「宿舎4階にて」とは?
文系大学生「谷」と理系大学生「大原」のユニットによるPodcast番組。同じ大学に通い、同じ宿舎の4階で出会った二人が、日々の「読書と葛藤」を語ります。
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