
長男(4歳)の今だからこそ出る言葉
おしっこ消防車&夏のようなポテト
僕が100歳になったらパパはマダム?
パパ、あの話したら?
この番組は、2022年8月から1年間の育休を取得中のドンクサオが育休中に起こる様々なことをお話しする番組です。男性育休を検討されている人にとって役立つ情報を発信したり。日々育児に奮闘しているパパ・ママが、こんなヤツもいるんだなと笑えるお話をしていければと思っております。
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【育休中の本業】
【書き起こし】
こんにちは、ドンクサオです。最近、4歳の長男はずいぶんいろんなことを喋るようになりまして。家ではずーっとおしゃべりをしているのですが。
ただ、そこで発される言葉が大人と同じか?というと。やはりそういうことはなくて。子供特有の言語感覚がありますよね。私はそう言うのが好きで。いちいち記録しています。
例えば。前にもお話しましたが。次男が産まれるちょっと前に、名前を考えよう、と言うことで。長男が出した候補が、その1、おしっこ消防車。その2、夏のようなポテト。と言うことでね。私も広告の仕事をしているので、ネーミングとかを色々と検討することもあるんですけど。こういう言葉の組み合わせは、教科書にないですよねぇ。しかも、これを、ふざけて言おうとか。気を衒って言おう、と言うことじゃなくて。真顔で提案してきているわけですからね。つまり、頭の中に、おしっこ消防車とか、夏のようなポテトの絵が浮かんでるわけですよね。どういうことでしょうか。
これ言ってたのが4歳0ヶ月くらいの時で。4歳6ヶ月の今、もうこんなこと言ってくれないかもしれないですね。そう言う一瞬のことを。記録して。定期的に本人に思い出させる。と言うことを、今後やっていきたいなと思っています。
長男は今、興味があるのが。人間の年齢について、でして。「赤ちゃんが4歳になったら、僕は何になる?」みたいなことをよく聞いてくるんですね。四年後、8歳になるので。小学生だよーみたいな。
「僕が20歳になったら、ママは何なる?」ママ、52歳になっているので。おばさん、かなぁと思ったんですけど。例え未来の話でも、ママのことをおばさんと呼ぶのはどうかなぁと思って。「マダムだよ」って言ったんですね。そしたら、「マダムか。」って神妙な顔で言って。
3日後くらいにお風呂に入ってる時。不意に、「僕が100歳になったら、パパ、マダム?」って言ってきたんですね。これも良いですねぇ。つまり、彼はこの3日間。人間はある程度の歳になると「マダム」と言うものに変身する、と言う世界観で生きたわけですね。
こう言う風に常識にとらわれていないはゆえに、1つの知識が無制限に拡張していく感じ。面白いなぁと思いました。
こう言う方向性は色々ありまして。家でママに怒られたりすると。「もう帰る!」とよく言ってますね。これ以上どこに帰るのかなーと思って、観察していたら。トボトボと寝室に入って行ったりして。厳密に言うと、彼の中で、家っていうのは寝室なんだ、と言う発見がありました。かと思うと、ちょっと大人びた発言もあります。この前、長男と2人で自転車で公園にいって。入り口にところに自転車を停めて、散々遊びました。帰り道。ちょっと近道をしようと思って。来た道とは別の道で、入り口に戻ろうとしたら。すっかり日が暮れて真っ暗なのと。私が方向音痴だからってのもあるんですかね。なぜか、入り口に辿り着けない。長男も不安になってきて。「自転車無くなっちゃったー!」と泣きそうになっていたので。まぁ、ちょっとしたファンタジーを込めてね。「今、来た道と別の道通ったでしょう。」「うん。」「実は別の世界に来ちゃったんだよ。」「ええ?!」「大丈夫。今からぐるっとまわって。元の道を通れば、戻れるから。」なんて言って。「え、自転車無くなっちゃった?」「大丈夫、大丈夫」とね。てくてく10分くらい歩いて。
当然、自転車見つかって、帰ってきたわけです。家帰って。まぁ、家の最寄りの公園で迷った話、なんて。妻に言ったら怒られそうだから、しないわけですよ。「あー、いっぱい遊んだね!ご飯食べようか!」とか言って。「滑り台、最後の1人になるまでやってたねぇ」とか言ってたら。長男は真顔でじーっと聞いていたんですけど。急に口を開いて、「パパ、あの話したら?」
これも良いですよね。彼なりにすごい冒険をしたって言うのが、心の中にあって。父親がなぜかその話をしないことに違和感を感じてでた言葉だと思うんですけど。なぜ自分で切り出さない?と言うことも含めてね。彼らしくて良いなぁと思っております。
こんな感じで。色々と記録していきたいと思っています。次男も喋り始めたらね。子供の世界特有の会話、と言うものも、たくさん目撃できると思うので。それも、楽しみにしております。
それでは、また聞いてください。ドンクサオでした。