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【あらすじ/毎週月水2回 6:00配信】
スタジオジブリ最新作、君たちはどう生きるか?を観たみっちー。難しいと言われる理由は詳細の説明がほぼないため。アクションは直感で楽しめるのがいいですね。みっちー的には良作という感想。純文学との共通点を感じた。純文学とは新しい文学領域を探求するもの。芥川賞と直木賞の2大大賞がある。
今回の作品は芥川賞についてのお話。第1回~第155回までを紹介する本。芥川賞はなぜあくたがわ?芥川龍之介さんの没後、彼を讃えるために創設された大賞。文藝春秋社がずっと引き継いで主催してる。年2回。芸人の又吉さんが書かれた「火花」も受賞作品ですね。なかなか純文学に没頭する人は少ない。芥川賞は新人に近い人にしか与えられない。M-1みたいなもの。基本的には5台文芸誌に載ったものから選定される。自費出版まで入れちゃうと作品が多すぎて評価できない。「純文学は殆ど面白くない」ってえー。。。芥川賞の黎明期、まずはとりあえず始めてみた。初回の選定方法は、①一般投稿②有識者の推薦③文藝春秋社内での候補選定だった。一般投稿は駄作長編が来るリスクもあるよね。戯曲も候補に選ばれていた。第2回は受賞作品なし。第3回は考慮してか2作が受賞。新人の区分についてもだんだん選びづらくなってきて間口が広がった。結構序盤で方針固まっていた。作者は直木賞についても書いており、2大文学を制覇してる。一部芥川賞の悪口を言ってるが、文藝春秋の編集者も納得済み。
芥川賞受賞作品のうち、みっちーのおすすめ。
キャッチーな本、「むらさきスカートの女/今村夏子」「メタモルフォシス/ 羽田圭介」 読んでてある程度面白い系
ザ・純文学な本、「背高泡立草/ 古川真人」「abさんご/黒田夏子」 読めるものなら読んでみな系
純文学は起承転結を守らないことも多い。純文学は挑戦的で、パリコレのようなもの。もしかしたら将来的に純文学からコンセプトを抽出したものが身近に広まってるかも。
【書籍名】芥川賞物語
【著者】 川口 則弘
【出版社】文藝春秋
【巻数】ー
【書籍リンク】〈準備中〉