
☆イントロダクション 『泳ぎすぎた夜』の五十嵐耕平監督による日仏合作映画。監督や主演俳優の実体験に着想を得て、妻に先立たれた男が幼なじみと共に5年ぶりに訪れたリゾート地で、亡き妻と出会った思い出の地をたどっていく。ロケはすべて伊豆半島で行われた。 ☆あらすじ ある朝、妻に突然先立たれた佐野は幼なじみの宮田と、5年ぶりに海辺のリゾート地を訪れる。彼らは、佐野の亡き妻・凪の影を追うように、町の中を巡っていく。ふたりは、同じくふたり組の女性たちに出会うのだが、佐野は妻を亡くした喪失感を拭えずにいて…… ☆スタッフ&キャスト 監督 / 五十嵐耕平 出演 / 佐野弘樹、宮田佳典、山本奈衣瑠、ホアン・ヌ・クイン、笠島智、海沼未羽、足立智充、影山祐子、矢嶋俊作ほか ☆監督紹介 五十嵐耕平 1983年、静岡県生まれ。18歳から映画を撮り始め、東京造形大学に入学。在学中に監督した初長編映画『夜来風雨の声』が、シネマ・デジタル・ソウル2008に出品され、韓国批評家賞を受賞。その後東京藝術大学大学院へと進学し、2014年、修了作品の『息を殺して』が第67回ロカルノ国際映画祭などに出品され、高い評価を得る。その後、ロカルノで出会い意気投合したダミアン・マニヴェル監督と共同監督した日仏合作映画『泳ぎすぎた夜』(2017)は、第74回ヴェネチア国際映画祭、第65回サン・セバスチャン国際映画祭など多くの映画祭に出品され、日本やフランスをはじめ各国で公開された。