
「ある試験を受け、恥をかきました」
というしーちゃんの告白から今回のお話は始まります
「あえて自分に恥をかかせなくても成果が出てもいいか?」と博士に問われ、「望むところだ!」と答えるしーちゃん
博士が提案する方法に「楽をする」という言葉が登場し、その言葉に居心地の悪さを覚えるしーちゃん
博士としーちゃんの言葉には「違い」がありました
その違いを明らかにする過程と、時間を見える化する言葉がつながっていきます
『生き方研究所(仮)』初の時間に関するお話
あなたの貴重な命(=時間)に目を向けてあげていただける機会(=時間)となれますと幸甚です!
【作品紹介文】
今回の収録後、博士との会話の中で、”時間を絞る”という感覚が私の世界に現れたので、そのイメージを絵にしてみました。
”時間を絞る”という言葉を博士から聞いたとき、真っ先に浮かんだのが、オレンジを絞ってジュースをつくる光景でした。
私の解釈ですが、時間を絞る(=オレンジを絞ってジュースをつくる)ことは、自分という成分を濃くすると同時に、「やりたいを叶える自分」にその時間をプレゼントすることだと思っています。
現在は、少しずつではありますが、オレンジの果汁をポタポタと溜めることができている気がしています。
私は、今考えられる辛いことや避けたいことなど、負を取り除くために何ができるか、に焦点をあて考えてしまう癖があるのですが、今回、博士との会話を通して、負を取り除いた先にあるはずの、そもそも、そのために負を取り除こうとしているはずの”自分が楽しいと思うことを叶える世界”を思い描いていないことに気づきました。(気づけて良かった!)気づけた以上、これからは、本来かけなくてもいい時間を極力かけず、絞って絞って手にした時間を、やりたいこと・心から楽しいと思えることに取り組む自分にプレゼントしてあげたいと思います。「限られた時間の中、その先にある未来で、自分はどんな楽しいことをやっていたいか?」これからもこの問いを自分の中に持ち続けます。
あと、オレンジを絞ってジュースをつくる方法として今私は、機械を使って効率的にジュースをつくろうとしているのですが、収録前の自分なら「オレンジジュースは手で絞ってつくるものだ!機械なんて私らしくない!」と感じていただろうと思います。
自分の力で一滴ずつ思いを込めてつくるジュースもいいですが、今なら、機械を使ったり、いろんな人と一緒に絞ったりするのも良い方法の一つだと捉えられるようになりました。
自分の選択を通して溜まったオレンジジュースを飲んで、人生をスキップしたり、歩いたり、時には全力で走ったりして、いつどんな時も楽しんでいる日々を、これからの生き方にします。