
作品制作に取り組む中で、コミティア参加という次なる1歩を踏み出したしーちゃん
コミティアで受けた刺激から、作品作りのコンセプトを絞ってみることを決意
そこで、「絞るって、どういうことで、どうすればいいのか」を、博士に尋ねてみることに
無限にある選択肢(可能性)を前に、何から手をつけ行動しようかと思案中の方はもちろんの事
そもそも、自分は絞る対象をもちあわせていないな… という方にも、次なる1歩(行動)につなげていただけるヒントとなれたらとの思いでお話ししました
たかが1歩 されど1歩
その1歩で、あなたに見える景色がどう変わり、あなたの気持ちにどんな化学反応が生まれるか、いざ体験!
~ 作品紹介 ~
私の世界に、苦手だけれども、関わらなければならない人がいます。その方は、歯列矯正をしています。この作品は、その方の「歯」です。
苦手ながらも関わる自分の心の平穏を得るための理由として、「避ける」「好かれようと努力する」以外の選択肢を見つけようと思ったことが作品づくりのきっかけです。
はじめの頃は、その方と関わることで、モヤモヤしたり、悔しかったりでエネルギーを消耗するかと思えば、案外平気だったりと、一日の心の天気がその方との関りによって決まるほどの影響を受けていました。
そのような経験を重ねる中で、『この負の感情は何か他の発電源にならないか。このままにするのではなく、もっと面白く発想転換できないか。』と考えるようになりました。
そんな私にある日訪れたのが、「私とその方とが関わる時間も、その方にとっては自分を愛し、整える目的(歯列矯正)に向けての大切な時間なのだな」ということであり、私から見ると苦手に感じる時間も、見る立場を変えると「誰かにとっての大事な時間」なのだな、という気づきでした。
その方が話す言葉に驚くことがあっても、その言葉が「自分を愛する(矯正されている)歯から生まれている」と考えると、面白いと思いました。
これから先も、人生で色んな生き方、考え方を持っている人に出会っていくと思います。その中で、理不尽に思うことや悲しくなるときもあると思います。そんな時には、この歯を見て、「今感じている以外の視点探し」に取り組み、「案外面白いじゃん!」に気づける私でいようと思います。
と、この先に続く未知の世界を、毎日を、面白がる自分であり続ける第一歩が、この作品に込められています。
なお、「葉」は「歯」と同じ音の響きだったことに気がついた時の驚きを大事にしたくて添えました。アボガドは、私の苦手な食べ物第1位ですが、可愛い見た目が好きなので添えました。
今回も「私」が詰まった作品です!