
小関さんのこれまでの経歴と介護業界へのお考えをまとめました。
• 現在の役職と業務
◦ 小関さんは、小田原福祉会 純青よりあいどころ螢田の管理者を務めています。
◦ 管理者としての業務に加え、ケアマネージャーも兼任しています。
◦ 具体的な業務内容としては、入居希望者の面接から入居判定に携わること。
◦ また、16名ほどの職員の勤怠管理や労務関係、育成、健康チェックなど多岐にわたります。
• 介護業界へのきっかけ
◦ 介護業界に入る前は、書道教室を経営していました。
◦ 仕事を探していた際、新聞広告の求人チラシがきっかけとなりました。
◦ 当時募集されていたのはホームヘルパー(訪問介護員)でした。
◦ 採用されれば、ホームヘルパー2級(現在の初任者研修)を受講でき、そのまま仕事ができるという内容でした。
◦ しかも、受講料は無料でテキスト代のみという手厚い条件でした。これが介護業界に入るスタートとなりました。
◦ 当初は「なんというところに来てしまったんだろう」と感じ、人生を左右するような仕事だと戸惑いも感じたそうです。
◦ しかし、ちょうど離れて暮らす祖母が寝たきりから亡くなったこともあり、「こういう仕事なんだ」と感じながら学んだと語っています。
• 小田原福祉会潤生園でのキャリア
◦ 小関さんは、小田原福祉会潤生園に勤務して22年になります。
◦ 最初はホームヘルパーとして勤務。
◦ その間には、小規模のデイサービスや通常のデイサービスの立ち上げにも関わっています。
• 長く働き続けられる理由
◦ 家族からのサポートが大きく、勤務を続ける上で支えになったと語っています。
◦ 両親も介護の仕事に対して「そういう仕事ならいいんじゃない」という理解があったため、入社して良かったと感じています。
◦ 地域には様々な事情を抱えた人々が暮らしており、そうした人間模様の中で自分自身も成長できたという感覚が、長く続けられるポイントだとお話されています。
◦ 介護の仕事は「楽しい」と言い切れることが素晴らしいと評価されており、長くこの業界で活躍できる最大のポイントであると考えられています。
小関さんの経験は、未経験から介護業界に入り、長く活躍し続けることができるという良いヒントになるでしょう。